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第2026-10-21号|2026年10月21日

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9月の貿易赤字がほぼ倍増、輸入の伸びが輸出を上回る

9月は輸出が16.7%増となる一方、輸入が輸出を上回り貿易赤字に。ラピダスへの政府出資の要求、中国人訪日客の消費減、BASE筆頭株主による取締役選任議案への反対表明の可能性も取り上げます。

マーケット

市場概況

10月21日号より2026年10月21日時点(日本時間)
日経平均株価64,621.24+0.85%
TOPIX4,043.73+0.86%
JPXプライム150指数1,703.66+0.96%
米ドル/円158.13+0.03%
新発10年物国債利回り2.927%-0.8 bps

東京株式市場は上昇し、10年物国債利回りは小幅に低下した。

出典:日経、JPX、日銀、財務省(数値のみ、解説は含まず)

主要記事

輸入が輸出を上回る

タンカーバースの隣で輸送用コンテナを積み込む港湾クレーンと、貿易不均衡を示唆する高さの異なる2本の棒グラフ。

9月の貿易赤字がほぼ倍増、輸入の伸びが輸出を上回る

財務省が10月21日に発表した9月分の貿易統計(速報)によると、貿易収支は5366億円の赤字となり、赤字幅は前年同月の2777億円からほぼ倍増した。輸出額が前年同月比16.7%増の10兆9700億円となった一方、輸入額は18.9%増の11兆5100億円に達した。赤字は5カ月連続。

注目の数字: 金額の伸びが数量の伸びを上回った。輸出数量が1.9%増加したのに対し、輸入数量は1.6%減少した。価格指数の乖離は一段と広がり、輸出価格が14.5%上昇した一方、輸入価格は20.8%上昇した。

変更点: 原粗油の輸入額は51.1%増の1兆1100億円となったが、数量は3.1%増にとどまった。液化天然ガス(LNG)の輸入額は数量が7.3%減少する中で39.2%増の5906億円となった。輸出では、半導体等電子部品が49.4%増の9337億円と輸出増に最も大きく寄与し、自動車は15.1%増の1兆7200億円だった。

全体像: 対米貿易黒字は23.4%減の3928億円と10カ月連続で縮小した。米国からの輸入が44.8%増と、同国向け輸出の伸び(22.9%増)を上回ったためだ。対中貿易赤字は32.5%増の1兆300億円に拡大し、中国向け自動車輸出は59.8%減の374億円に落ち込んだ。

注意点: 数値はいずれも名目ベースの速報値であり、改定により赤字額が変動する可能性がある。季節調整値では7040億円の赤字だった。

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