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エフィッシモ、タムロン株保有18.90%に上昇 買い増しに含み

エフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、タムロン株の保有割合が18.54%から18.90%に上昇したと報告した。5ポイント超買い増す具体的な予定はないとしつつ、ソニーを含む買収提案次第では買い増す可能性があるとしている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月21日2分で読めるタムロン7740
積み重なった株式ブロックの棒が基準線に迫り、一部のブロックが担保として留め具で固定されている様子を示す抽象図。

エフィッシモ・キャピタル・マネージメント・ピーティーイー・エルティーディーは、タムロン(7740)の株券等保有割合が直前の報告書に記載された18.54%から18.90%に上昇したと報告した。変更報告書No.36によると、2026年10月19日現在の発行済株式等総数1億7080万株に対し、保有株数は3227万3700株となっている。

報告書提出の経緯

変更報告書の提出事由は、担保契約など重要な契約に関する変更とされている。報告義務発生日は10月19日で、報告書は10月21日に提出された。保有株数のほぼ全てにあたる3227万2900株は、投資一任契約に基づく顧客資産運用のために保有されている。保有目的は純投資と記載されている。

最近60日間の取得・処分の状況の欄には、市場内取引による取得として、10月5日に27万100株、6日に38万3000株、7日に8万4500株、8日に14万6500株が記載されている。過去のTokyo Briefの記事

買い増しに関する条件付きの記載

エフィッシモは、株券等保有割合を5ポイント超増加させる具体的な予定はないとしている。一方で、タムロン株の価格や流動性の動向、同社の経営状況、ソニーからの提案を含む買収提案の有無や買収提案をめぐる状況によっては、市場内外の取引を通じて5ポイント超買い増す可能性があると付記している。

この記載は可能性を示したものにすぎない。今回の報告書はソニーによる提案や合意済みの買収、エフィッシモによる買い増しの確約ではなく、いかなる取引条件も示していない。

質権設定は保有分の追加ではない

担保契約の項目には、すでに保有株数に算入されている株式への担保設定の状況が記載されている。質権設定契約により、一任運用分のうち1754万1600株についてゴールドマン・サックス・インターナショナルに対し質権が設定されている。これとは別に、プライムブローカレッジ契約に基づきプライムブローカーに対し保管資産への担保権を設定しており、10月19日現在の対象株数はゴールドマン・サックス・インターナショナルが280万5700株、メリルリンチ・インターナショナルが500万株、シティグループ・グローバル・マーケッツ・リミテッドが300万株、ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・ピーエルシーが284万1600株となっている。

報告書には、これら担保設定された株式の相互関係は記載されていない。