SBIホールディングス(8473)がビットバンクを完全子会社化した。同社は2026年10月1日、ビットバンクが同日にMIXIとセレスから自己株式を取得して取引が完了し、暗号資産関連事業を手がけるビットバンクが完全子会社になったと発表した。
株式売却の仕組み
手法はSBIホールディングスへの直接売却ではなく、自己株式の取得だった。同社は最終段階を、売り手2社からのビットバンクによる自己株式の取得と説明した。同社は2026年6月25日にこの取引を公表しており、今回の完了通知には取得価格も規制上の手続きも記載がない。
ビットバンクを持分法適用関連会社としていたセレス(3696)が数字を明らかにした。保有するビットバンク株2万1480株をすべて86億1000万円で売却し、保有株は0株、議決権比率は0%となった。
前日の9月30日、ビットバンクはSBIホールディングスの完全子会社であるSBICAH合同会社を割当先とする第三者割当で新株を発行した。この結果、ビットバンクは9月30日付でセレスの持分法適用関連会社から外れた。
決算への影響
セレスは持分変動差益約25億円を、2026年12月期第3四半期に計上する見込み。あわせて、投資有価証券売却益約32億円を10月1日付で計上する見込みだ。特別利益は合計約57億円となり、セレスは6月25日に公表した見込み額から大きな変更はなく、通期の連結業績予想に織り込み済みとしている。金額は今後変動する可能性がある。
SBIホールディングスは、2027年3月期の連結業績への影響は軽微としている。
ビットバンクの所在地は東京・八重洲で、設立は2014年5月7日、資本金は資本準備金を含め80億5000万円。SBIホールディングスのリリースには、MIXIの保有株数も売却価格も記載がない。
