帝人は2026年10月1日、100%子会社の繊維会社と旭化成の100%子会社との吸収合併を完了した。存続会社は帝人の子会社で、旭化成の子会社は消滅した。帝人は、完了は予定どおりだったとしている。
統合後の会社の概要
統合後の事業会社はTAフロンティアという名称で、出資比率は帝人80%、旭化成20%。資本金は20億円、決算期は3月31日、本店は大阪市の中之島に置く。
帝人は、事業内容を次の製品の製造・加工・販売および輸出入取引としている。
- ポリエステルなどの原糸・原綿
- テキスタイル
- 衣料製品
- 車両資材
- 化学品
- 建装資材
- 工業資材
- 生活製品
帝人は、両社の顧客基盤・事業基盤を融合することで、より幅広い顧客層へのアプローチが可能になるとしている。両社の強みを生かした製品・サービスの拡充も進め、持続的な成長と企業価値の向上を目指す方針も示した。売上高、コスト、シナジーの数値は示していない。
業績予想は変更なし
帝人は、連結業績への影響は2026年8月4日公表の2027年3月期通期連結業績予想に織り込み済みで、予想に変更はないとしている。
今回の発表は、帝人の過去2件の開示に続くもの。2025年12月1日付の経営統合に関する最終契約書の締結と、2026年7月30日付の吸収合併契約の締結に関する開示である。今回の発表に財務面の条件の記載はない。
