ロゴスホールディングス(205A)は2026年10月1日、アエラホームの注文住宅事業の承継を完了した。同日は吸収分割の効力発生日にあたる。完全子会社が、アエラホームが店舗で営んでいた同事業の資産、負債、契約、従業員を引き継いだ。リフォーム事業とFC事業は対象に含まれない。
承継の対象と除外された事業
承継の対象は、アエラホームの注文住宅事業と、これに附帯または関連する事業で、リフォーム事業とFC事業は除く。ロゴスホールディングスは7月16日にスポンサー契約を結んでいた。同日、アエラホームは東京地方裁判所に民事再生手続の開始を申し立てた。契約は事業と資産の承継、雇用の確保、事業の再建を目的としていた。東京地裁は9月24日に許可した。
承継は資産だけでなく雇用にも及ぶ。ロゴスの発表文は、承継会社に移る項目として「資産、負債、契約及び雇用」を挙げている。承継の価格などの対価は示していない。
商号変更と増資をした子会社
承継会社は、2026年7月3日に設立されたロゴスの完全子会社で、旧称はLHD-1。現在の社名はクラージュホーム株式会社で、社長は中島秀行氏が務める。事業内容は建築工事の請負、設計、施工、監理業務。所在地は東京都心から山梨県昭和町に移った。
ロゴスは10月1日の取締役会で、同子会社の増資を引き受け、資本金を1000万円から1億円に増やすことを決議した。増資後の資本金はロゴス自身の資本金の10分の1以上にあたるため、同子会社は報告が必要な区分である「特定子会社」に該当する。ロゴスは、増資の狙いは事業基盤の強化と財務体質の安定化だと説明した。商号変更により、注文住宅事業に新たな事業体制とブランドをもたらすとしている。
同日に北海道財務局へ提出した臨時報告書でも、この異動が確認できる。ロゴスが持つ同子会社の議決権数は200個から2000個に増え、議決権比率は100.0%のまま変わらない。
業績への影響は未確定
ロゴスは、2027年5月期の連結業績への影響を現在精査中で、開示すべき事項が生じれば速やかに開示するとしている。発表文は、7月15日に公表した業績予想を再掲した。売上高は542億7000万円、営業利益は21億1000万円、親会社株主に帰属する純利益は11億6000万円。前期の実績は売上高が495億円、純利益が7億9900万円だった。これらはグループ全体の数値で、承継した事業単独の売上高は示していない。
