有沢製作所(5208)は、岐阜県に建設予定の新工場について、最大21億2700万円の補助金の交付が決まったと、2026年9月29日付の開示で明らかにした。経済産業省から交付決定通知書を受領した。
補助金の内容
補助金は経産省の「中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」で、中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化投資を対象とする。補助率は4分の1で、補助対象経費は建物費、機械装置費、ソフトウェア費。同社は事業の投資規模を約140億円(予定)とし、補助対象外の追加投資分なども含むとしている。
21億2700万円は上限額。実際の交付額は、補助対象事業の完了後の検査の結果などにより変動する可能性があるという。
賃上げの条件
同社は、補助事業に関わる従業員1人当たりの給与支給総額を年平均7.6%引き上げることを目標に掲げた。対象期間は2029年3月期から2032年3月期までで、開示では3年間としている。
対象の新工場
同社は2026年4月30日に、この新工場を投資額約100億円で初めて公表した。今回の開示は、同年8月6日付の工場への追加投資に関する開示に触れ、現在の投資額を約140億円としている。竣工は2028年9月の予定で、資金は自己資金と借入金で賄う計画。
新工場はまだ稼働していない。同社は2029年3月期に稼働を始める予定で、当期の連結業績への影響は軽微としている。
