オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドの芝浦機械(6104)株の保有割合は10.14%となり、前回報告の9.02%から上昇した。オアシスは追加取得を予定していると説明している。ケイマン諸島籍のファンド運用会社である同社は10月1日、大量保有報告書の変更報告書(変更報告書(4))を提出した。報告義務発生日は9月24日。提出事由は株券等保有割合が1%以上増加したこと。
保有状況
オアシスの保有株式数は251万6400株。2026年6月30日現在の発行済み株式総数は2482万406株。報告書には8月18日から9月24日までの取得が記載され、ほぼすべて市場内取引。9月10日には1万4000株を1株4210円で市場外取得し、9月11日には10万5000株を市場内で取得した。取得資金は96億8000万円でファンドの資金とされ、借入金はなく、担保契約などの重要な契約もない。
表明された保有目的
オアシスは、中長期的な企業価値に関連すると考える事項、主にコーポレートガバナンスについて、芝浦機械と対話しているとしている。目的は、ガバナンス上の重大な瑕疵の是正などを通じて企業価値を向上させることだと説明している。瑕疵の具体的な内容は報告書に記載がない。
オアシスは今後12か月の間に、金融商品取引法施行令の関連規定に列挙された事項について提案を行う予定だとしている。対象は幅広い。重要な財産の処分または譲受け、多額の借財、代表取締役の解職、特定の者の役員への選任、役員構成の重要な変更、合併や主要な事業の会社分割、事業の譲渡・譲受け・休止・廃止、配当方針の重要な変更、上場廃止、資本政策の重要な変更などだ。第三者による株式取得で、取得後にその第三者の議決権が過半数を超えるものも含まれる。提案を行う予定であることは、提案を提出したことを意味せず、報告書も提案を行ったとは記していない。
追加取得の予定
オアシスは報告義務発生日時点で、ポートフォリオ投資の一環として、株券等保有割合を100分の5超引き上げる追加取得を予定しているとしている。9月24日から3か月以内の完了を見込むが、それ以降になる可能性もあるとしている。取得は、芝浦機械株が割安と判断する水準にあることなどの条件次第だという。価格、数量、時期は引き続き検討中で、当局への届出や承認が必要になる場合がある。
