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JBICと邦銀2行、ホーチミン市の送電網整備に2700万ドル融資

JBICと三井住友銀行、常陽銀行がベトナムのVPBankに最大2700万ドルを協調融資、JBIC分は約1400万ドルでホーチミン市の送電事業向け

執筆:Tokyo Brief Desk2026年9月29日2分で読める
都市のそばに立つ送電鉄塔と変電所、貸し手間の融資配分と保証の弧を示す図

国際協力銀行(JBIC)は、ベトナムの民間商業銀行Vietnam Prosperity Joint-Stock Commercial Bank(VPBank)と、最大2700万ドルの貸付契約を結んだ。このうちJBIC融資分は約1400万ドル。金額は上限で、発表資料が示しているのは限度額であり、実行済みの額ではない。

融資の出し手

今回の融資は、JBICが2024年10月にVPBankとの間で設定したクレジットラインに基づく個別貸付契約。三井住友銀行と常陽銀行との協調融資で実施する。JBICは民間金融機関の融資の一部に対する保証も提供する。発表資料は、融資の金利や期間、残額の両行間の配分を明らかにしていない。

資金使途

VPBankは資金を転貸し、ベトナム国家送電公社がホーチミン市で進める送電網整備事業に充てる。JBICは本件を、地球環境保全業務(通称GREEN)に位置づけている。

JBICは本融資を、2025年4月に改訂されたベトナムの第8次国家電源開発計画に関連づけている。同計画は、再生可能エネルギーをより多く接続できるよう、送電網の拡充・改修を目指すものだ。また、本融資は2025年3月に日本大使館、日本企業、JBIC、ベトナム商工省が合意した日越協力プロジェクト第1弾(計15件)の1つだとしている。

JBICはこのほか、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)や、日本政府が2026年4月に立ち上げたアジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ(POWERR Asia)にも本件を関連づけている。