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スギホールディングス、セキ薬品連結で売上高予想を上方修正 各段階利益は下方修正

スギホールディングスは、セキ薬品の連結化で通期の売上高予想を1兆1180億円に上方修正した。一方、夏場の天候不順で既存店の季節商材が振るわなかったとして、営業利益予想を510億円に下方修正した。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月8日2分で読めるスギホールディングス7649
季節商品の陳列がまばらなドラッグストアの通路と、日用品が満載の棚、棒1本が上昇し4本が下降する簡単なグラフ

スギホールディングス(7649)は10月8日、4月9日に公表した2027年2月期の通期業績予想を修正し、売上高予想を引き上げる一方、すべての段階利益予想を引き下げた。売上高は従来予想の1兆920億円から1兆1180億円に上方修正した。営業利益は540億円から510億円に下方修正した。

スギホールディングス通期業績予想の修正
2027年2月期。従来予想は2026年4月9日公表、2026年10月8日修正。出所:スギホールディングスの業績予想の修正に関するお知らせ。
項目前回予想修正後予想増減
売上高1兆920億円1兆1180億円+2.4%
EBITDA774億円725億円-6.3%
営業利益540億円510億円-5.6%
経常利益550億円514億円-6.5%
親会社株主に帰属する純利益328億円274億円-16.5%

買収分の売上が上乗せ、既存店は不振

同社は、売上高の増加は2026年9月に連結子会社となったセキ薬品の9〜12月の業績を取り込むためと説明した。9月1日には、持ち分法適用関連会社だったセキ薬品の議決権比率を49.0%から51.0%に引き上げ、現金で取得した。取得原価は約246億円。中間決算短信によると、のれんと取得関連費用は現時点で確定していない。

利益面では、夏場の天候不順で季節商材を中心に既存店の物販売上高が想定を下回ったと説明した。下期の物販売上高と売上総利益率の前提も見直した。セキ薬品の利益寄与を織り込んでも、利益は従来予想に届かない。

変わらない点

修正後の売上高、営業利益、経常利益の予想はいずれも前期実績を上回り、配当予想は修正しない。純利益予想の274億円に対し、前期は449億8000万円だった。1株当たり純利益の予想は、9月1日付の1株を2株とする株式分割を考慮した場合で73円62銭、分割を考慮しない場合で147円24銭。

セキ薬品の連結前に終わった上期(中間期)決算は、売上高が5407億円で8.1%増、営業利益が247億円で4.4%増だった。純利益は54.6%減の130億円。同社は、前年に旧I&Hの吸収合併に伴って繰延税金資産を計上した影響としている。