日本ファルコム(3723)は2026年9月期の売上高と利益が過去最高になる見通しを示し、これに合わせて増配する方針だ。東証上場のゲームメーカーは10月7日の業績予想の修正で予想を引き上げ、5月13日に公表した従来予想を差し替えた。
修正の内容
売上高の予想は36億円から43億円に、営業利益と経常利益はいずれも22億円から28億円に引き上げた。純利益は15億円から19億円、1株当たり純利益は145円91銭から191円13銭となる。同社は増加率を売上高19.4%、営業利益と経常利益27.2%、純利益26.6%としている。前期実績は売上高が26億1000万円、営業利益が13億4000万円だった。
会社側が示した理由
同社は3作品の販売が堅調だったことを挙げている。1作目は9月17日に世界同時発売した「空の軌跡 the 2nd」。2作目は7月16日に日本とアジアで発売したゲームだ。3作目は昨年9月に発売した「空の軌跡 the 1st」で、世界で好調な販売が続いている。これらにより業績は当初予想を上回り、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも過去最高を見込む。お知らせにはいずれの作品の販売本数も記載がない。
配当
別のお知らせで、年間配当予想を1株当たり10円から60円に引き上げた。全額を期末に支払う。内訳は普通配当が20円増の30円で、これに看板シリーズの世界累計販売本数1000万本突破を記念した記念配当30円を加える。記念配当は2026年12月に開催予定の定時株主総会に付議する予定だ。前期の配当は20円で、その半分が記念配当だった。
これらは予想であり、監査済みの実績ではない。同社は実際の数値が異なる場合があるとしている。
