東証グロース上場で宿泊施設の集客支援・運営を手がけるブッキングリゾート(324A)は10月8日、熊本県阿蘇でペット同伴可の温泉宿を運営する会社の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。同日の取締役会で決議した。
取得価額
取得株式数は100株で、議決権所有割合は0%から100%になる。株式の取得価額は1億4700万円。アドバイザリー費用などが2600万円加わり、合計は1億7300万円で、手元資金で支払う。株式譲渡は11月2日の予定で、対象会社は現時点ではまだ子会社になっていない。
買収の対象
対象会社の従業員は23人(9月30日現在)で、設立は2008年。2026年3月期は売上高が2億400万円、営業利益が1100万円(前の期は2200万円)、純利益が900万円だった。純資産は5800万円、総資産は9100万円。株主は個人3人で、持ち株比率は80%、10%、10%。ブッキングリゾートは、3人との間に資本関係、人的関係、取引関係はないとしている。
取得の狙いと留意点
ブッキングリゾートは、同施設を九州における集客支援・送客事業のショーケースとし、同社の顧客であるグランピング・リゾート施設向けには運営ノウハウの供給源にするとしている。2026年7月28日の熊本地震では一時的なキャンセルにとどまり、稼働率は高水準を保っているとも説明するが、これは同社の主張だ。
同社は2027年4月期の連結業績への影響を精査中で、必要があれば開示するとしている。
