テクミラホールディングス(3627)は、7月16日の新作ゲームの全世界同時発売により、ライフデザインセグメントが第2四半期に黒字化したと説明した。一方、グループ全体では肝心の部分で赤字が続いている。
ゲームの効果。2026年8月までの6カ月間で、ライフデザインの売上高は46.0%増の17億7000万円、セグメント利益は4990万円だった。前年同期は1億660万円のセグメント赤字だった。同社は、同セグメントが第1四半期は赤字で、第2四半期に黒字に転換したと説明した。国内の販売は好調で、海外でも展開は順調に進んでいるとし、増益効果が3月に始めた子ども向け知育サービスの立ち上げ費用を吸収したとも述べた。決算資料には、ゲーム自体の売上高や販売数量の数字はない。
グループの業績。グループの売上高は8.7%増の53億円。営業損失は1億5310万円から7430万円に縮小し、親会社株主に帰属する純損失も2億700万円から5570万円に縮小した。経常損益は3270万円の黒字に転換した。前年同期は1億8010万円の赤字だった。
為替差益。損益計算書の営業外収益には1億1990万円の為替差益が含まれる。前年同期は為替差損だった。これとは別に、同社は6〜8月期だけで6900万円の為替差益を計上したと説明した。IoT&デバイス事業では、中国の連結製造子会社からの調達コストを為替予約で確定させる一方、同子会社の人民元建て取引は期中平均レートで円換算される。円安・元高で広がったこの差額は、営業外損益に計上される。
見通し。同社は通期予想を据え置いた。中間配当は2円を決め、年間配当は5円を予想する。中間決算は監査法人などのレビューの対象外だ。
