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ロート製薬が2030年売上高目標を4440億円に引き上げ、利益率目標は下げ

ロート製薬は2030年の売上高目標を4150億円から4440億円に引き上げ、利益率目標を13%から12.8%に引き下げた。2031年の目標には配当性向40%などを設定した。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月2日2分で読めるロート製薬4527
梱包ラインに並ぶ目薬の容器とスキンケア用チューブ、その脇に右肩上がりの棒グラフのように積まれた箱

ロート製薬(4527)は10月2日、2030年の売上高と営業利益の目標を引き上げた一方、営業利益率の目標は引き下げた。あわせてローリング方式の計画の最終年に2031年を加え、配当性向の目標も引き上げた。

主な変更点

2025年に公表した従来計画は、2030年の売上高4150億円、営業利益540億円、営業利益率13%、EBITDAマージン18.2%を目標としていた。ローリング更新でこれを4440億円、568億円、12.8%、18.0%に改めた。説明資料では、2030年の海外売上比率の目標も53%から56%に引き上げた。

2027年については、説明資料は売上高3900億円、営業利益487億円とし、当初計画の3650億円、460億円から引き上げた。

2031年の新目標は、売上高4640億円、営業利益598億円、営業利益率12.9%、海外売上比率56%、配当性向40%。開示資料は、利益率の目標が従来より低い理由を説明していない。

ロート製薬のローリング更新後の財務見通し
括弧内は営業利益率。2025年の列は同社の表に示された2025年度の実績で、2028年と2031年は目標。
年度売上高営業利益(利益率)海外売上比率配当性向
2025¥343.7bn411億円(12.0%)51%30.4%
2028¥405.0bn510億円(12.6%)54%36%
2031¥464.0bn598億円(12.9%)56%40%

配当性向と長期目標

従来計画は、配当性向30%以上、株主資本配当率(DOE)3.5%以上を前提としていた。2031年の目標は配当性向40%、DOE4.0%以上。同社の配当性向は2025年度に30.4%だった。

説明資料は2035年の事業別売上高のレンジも示した。スキンケアが3000億~3200億円、内服・食品(医療用受託事業を除く)が850億~1000億円、メディカルが600億~800億円、医療用を除くアイケアが700億~800億円。

いずれも、同社が今後もローリング方式で見直しを続けるとしている計画の目標だ。