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MrMaxHD、29年売上高目標を150億円下げ 採算基準満たす出店先が減少

MrMaxHD、最終年度の売上高目標を1850億円、利益率目標を4.5%に下方修正 建築費の上昇で採算基準を満たす物件が限られる 既存店目標は1600億円、5.0%のまま

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月8日2分で読めるMrMaxHD8203
建築途中のディスカウントストアの骨組みと完成した店舗が並び、近隣の建設用地のうち一部だけが承認済みと示されたイラスト

東証と福証に上場するディスカウントストアのMrMaxHD(8203)は、中期経営計画の最終年度の数値目標を引き下げた。2024年4月11日に公表した同計画の最終年度である2029年2月期について、2026年10月8日の取締役会で修正を決議した。

修正の内容

全社の売上高目標は2000億円から150億円引き下げ、1850億円とした。営業利益率の目標は5.0%から0.5ポイント低い4.5%に下げた。営業利益の目標は100億円から17億円減の83億円とした。同社は、この新たな営業利益を修正後の売上高に修正後の営業利益率を乗じた試算値と説明している。

今回の修正は中期目標であり、当期の業績予想を変更するものではない。

既存店の目標は据え置き

引き下げは全て新店によるものだ。MrMaxHDは、改装、営業時間の見直し、売上総利益率改善の施策は計画どおり進んでおり、既存店は売上高1600億円、営業利益率5.0%を達成できる見込みとしている。これらの目標に変更はない。

新店の売上高目標は400億円から約250億円に、出店数は25店から16店前後にそれぞれ引き下げた。

出店を絞る理由

同社は理由として建築費や不動産コストの上昇を挙げる。当初の想定を上回って上昇し、従来から適用している投資採算基準を満たす物件が限られているという。同社は基準は緩めておらず、投資を回収できる物件を選んで出店するとしている。

検討中の出店候補物件数は当初目標の25店を上回っており、採算が見込める物件から順次具体化するとしている。また、既存店の収益力が高まれば出店可能な物件が増え、出店ペースを再び加速できるとしている。