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JBIC、オハイオ州ガス発電の投資ビークル向け融資枠を3倍の19.8億ドルに

JBICがJapan Invest 3 LLCへの融資を変更し、オハイオ州のガス火力発電プロジェクトへの第2回投資に向け限度額を約6億3000万ドルから約19億7600万ドルに引き上げた。協調融資総額は約59億1700万ドル。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月9日2分で読める
政策金融機関の融資がより大きな協調融資の一部であることを表す積み重ねたブロックと、民間融資部分を囲む保険の盾、その横のガスタービンの輪郭を描いた図案

国際協力銀行(JBIC)は、米国に設立した投資ビークルへの融資の限度額を約6億3000万ドルから約19億7600万ドルに引き上げた。オハイオ州のガス火力発電プロジェクトへの第2回投資に充てる。

変更点

JBICは9月25日、自らが出資して設立した米国法人Japan Invest 3 LLC(JI3)との既存の貸付契約について、変更契約を結んだ。この変更で融資の限度額は、変更前の約6億3000万ドルから約19億7600万ドルに増える。発表は10月9日で、調印日は9月25日。

JBICの融資額と協調融資全体

発表文にある2つの数字は、測っているものが異なる。JBIC自身の融資限度額は約19億7600万ドル。融資は民間金融機関との協調融資として実施され、契約変更後の協調融資総額は約59億1700万ドルとなる。民間銀行の融資部分には、日本貿易保険(NEXI)の保険が付される。

融資限度額は上限であり、発表文は実行済みの額を明らかにしていない。参加する銀行の数や名称、金利、期間も示されていない。

背景にある枠組み

JBICによると、この融資は「戦略的投資イニシアティブ」の下でJI3がガス火力発電プロジェクトに投資するための資金に充てられる。同イニシアティブは、2025年9月に日米両政府が発表した戦略的投資に関する了解覚書に基づく。融資は同プロジェクトへの第2回投資が対象で、JBICは同プロジェクトに関する2026年5月1日付のプレスリリースを参照するよう案内している。

発表文は、発電所の出力や建設の進捗、またJI3、民間金融機関、NEXI以外の取引相手については示していない。