京セラは10月6日付の自己株式取得状況に関するお知らせで、2026年9月1日から9月30日までに普通株式928万7900株、323億6000万円分を取得したと明らかにした。数値は約定ベースで、取得は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)と、自己株式取得に係る委託契約に基づく市場買付けで行った。
上限に対する進捗
9月の取得は、取締役会が2026年4月30日に決議した取得枠の範囲内にある。取得期間は2026年5月1日から2027年3月24日までで、上限は1億5654万4000株(自己株式を除く発行済み株式総数の11.88%)、取得総額2500億円。
同社は9月30日までに、この決議に基づき計4922万7800株を累計1776億3000万円で取得した。これは新たな取得枠ではなく、上限に対する支出の積み上がりだ。お知らせは4月30日の決議に基づく進捗として数値を示しており、新たな条件は記していない。
お知らせが触れていない点
お知らせが報告しているのは取得状況で、取得した株式の消却には触れていない。2027年3月24日の期限までに残る取得枠をどのペースで使う考えかについても示しておらず、上限は支出の義務ではなく限度額にとどまる。
