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京セラ、自社株買い枠2500億円のうち1776億3000万円を消化 9月は323億6000万円

京セラは9月に自己株式929万株を323億6000万円で取得し、4月決議の2500億円の取得枠での累計取得額は1776億3000万円に。取得期間は2027年3月24日まで

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月6日1分で読める京セラ6971
積み重ねたセラミック部品が計量容器をほぼ目盛りの上限まで満たしており、支出上限に対する進捗を表す

京セラは10月6日付の自己株式取得状況に関するお知らせで、2026年9月1日から9月30日までに普通株式928万7900株、323億6000万円分を取得したと明らかにした。数値は約定ベースで、取得は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)と、自己株式取得に係る委託契約に基づく市場買付けで行った。

上限に対する進捗

9月の取得は、取締役会が2026年4月30日に決議した取得枠の範囲内にある。取得期間は2026年5月1日から2027年3月24日までで、上限は1億5654万4000株(自己株式を除く発行済み株式総数の11.88%)、取得総額2500億円。

同社は9月30日までに、この決議に基づき計4922万7800株を累計1776億3000万円で取得した。これは新たな取得枠ではなく、上限に対する支出の積み上がりだ。お知らせは4月30日の決議に基づく進捗として数値を示しており、新たな条件は記していない。

お知らせが触れていない点

お知らせが報告しているのは取得状況で、取得した株式の消却には触れていない。2027年3月24日の期限までに残る取得枠をどのペースで使う考えかについても示しておらず、上限は支出の義務ではなく限度額にとどまる。