東証グロース上場のバイオ医薬品会社、ジーエヌアイグループ(2160)は2026年10月7日、TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に採用されると発表した。同社株は2026年10月30日からTOPIXに算入される予定という。
制度改革による変更点
ジーエヌアイグループによると、TOPIXはJPX総研が算出している。ジーエヌアイグループは2026年10月の入れ替えを、TOPIX見直しの第2段階で初めてとなる定期入替と位置づけた。同社の説明では、従来の構成銘柄の選定方法が改められた。定期入替は東証のプライム、スタンダード、グロースの全3市場区分を対象とし、流動性や浮動株時価総額などの基準を用いる。
今回の発表は同社自身によるものである。通知には、同社が満たした具体的な基準の数値は示されておらず、指数算出会社や取引所による別の確認も記載されていない。
同社が期待すること
同社は期待する効果を3点挙げた。TOPIXに連動するETFやインデックスファンドが同社株を保有することになり、株主基盤の多様化と安定化につながることを期待している。国内外のより幅広い機関投資家が投資や調査の対象とする可能性もある。資本市場での認知度向上も見込む。これらは経営陣の期待であり、結果ではない。
上場企業としてのジーエヌアイグループ
代表執行役社長兼CEOのイン・ルオ氏は、同グループが2026年7月にあゆみ製薬の買収を完了したと述べた。ルオ氏は、これにより長年目指してきた日本国内の販売基盤を獲得したと語った。同社は日本、中国、米国、オーストラリアに事業・研究開発拠点を持つとしている。主要開発品は、B型慢性肝炎に起因する肝線維症の治療薬候補「F351」だ。
