東邦ホールディングスはPHCホールディングスの買収検討を終了すると決めたが、両社とも条件や理由は明らかにしていない。東証プライム上場の卸売業者、東邦ホールディングス(8129)は2026年10月9日、成長戦略を実現するための複数の施策の一つとして買収を検討してきたが、この検討を終了することにしたと発表した。
PHCホールディングス(6523)は10月9日付の自社の開示で、これとは別の側面を説明した。東邦から株式取得に向けた法的拘束力のない初期的な提案を受けていたとし、同日、東邦から検討を終了するとの連絡を受けたという。
両社はこの件について、これ以前に一度、言及していた。東邦ホールディングスの開示は報道に関する2026年10月1日付の発表を、PHCホールディングスの開示は同じ報道に関する自社の10月1日付の開示を、それぞれ参照している。
東邦の開示は、価格や買収の枠組み、検討を打ち切る理由を示していない。中期経営計画に掲げる目標の達成に向けて引き続き取り組み、中長期的な企業価値の向上に努めるとだけ述べている。PHCは、検討の終了にかかわらず、今後も企業価値の向上と株主価値の最大化に注力するとした。
