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クランチロール、Link-Uグループ株7.03%保有 競合との取引に承諾権、10%上限

クランチロールがLink-Uグループ株の7.03%を保有。1株856円、9億1750万円を払い込み、クランチロールの競合他社との特定取引への承諾権、条件付きの取締役指名権、追加取得の10%上限を伴う

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月9日2分で読めるLink-Uグループ4446
積み上げた株式の中で強調された小さなブロック、上限線上の門、空の取締役席を描いた抽象図

クランチロールはLink-Uグループ(4446)の株式107万1900株を保有し、保有割合は2026年10月8日現在の発行済み株式総数1524万8400株に対して7.03%となった。10月9日に提出した大量保有報告書で明らかになった。株式は第三者割当により1株856円で市場外取得し、取得資金は借入れなしの自己資金9億1750万円だった。払込日は先に設定された。報告書は保有目的を資本業務提携とし、Link-Uグループへの重要提案行為等はないと記している。

出資に付随する条件

報告書は2026年9月14日付のShare Purchase Agreementの内容を記載している。主な条件は次の3点。

  • 承諾権。Link-Uグループまたはそのグループ各社が、組織再編、事業の全部もしくは重要な一部の譲渡、または子会社もしくは関連会社の異動を伴う株式の譲渡もしくは取得について決定または承認する場合で、相手方がクランチロールのグループの競合他社であるときは、Link-Uグループは事前に書面で通知し、クランチロールの書面による事前の承諾を得なければならない。この権利の対象はこれらの取引に限られる。
  • 取締役の指名権。クランチロールは非業務執行取締役1名を指名できるが、Link-Uグループ株を53万5950株以上保有している間に限られる。この株数は株式分割、株式併合または株式無償割当てが行われた場合に調整される。報告書は取締役が指名されたとは記していない。
  • 保有の上限。クランチロールは、Link-Uグループの事前の書面による承諾がない限り、直接・間接を問わず、完全希薄化ベースで発行済み株式総数または総議決権数の10%以上に相当するLink-Uグループの株式または新株予約権を取得できない。

売却時の開示

クランチロールは10月8日付の別の確約書で、同日から2年以内に株式の全部または一部を売却した場合、その内容をLink-Uグループに書面で報告することに同意した。Link-Uグループはこれを東京証券取引所に報告し、内容は公衆の縦覧に供される。