ケイマン諸島籍の投資ビークルBCPE Neon Cayman, L.P.(代表者はベインキャピタル系法人の会長)は、10月13日にボードルア(東証プライム、4413)に対するTOB(株式公開買い付け)の決済を始めた。買い付け資金の一部は、保有する同社株を担保とする銀行借り入れ370億円で賄う。
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買収資金の調達内訳
取得資金の総額は725億2000万円で、内訳は自己資金355億2000万円、借入金370億円。借入先は横浜銀行とりそな銀行が各160億5000万円、あおぞら銀行が49億円。
借入金はボードルアの既存借入金の返済資金や付帯費用にも充てることができる。同ビークルは10月9日、取得したボードルア株の全てについて、3行と株式担保契約を結んだ。変更報告書はこの担保契約を提出事由としている。報告書に金利や借入期間の記載はない。
保有比率と創業者株主の株式
同ビークルの保有株式数は2812万3848株で、発行済み株式総数3216万9108株に対する保有割合は87.43%。直前の報告書と同じ割合だった。TOBの買い付け期間は8月19日から10月5日までで、10月5日に成立した。取得単価は1株2578円51銭。
創業者株主3人は8月18日、TOBが成立した場合、TOBによらずにボードルア株の全てを同ビークルに譲渡することで合意した。株式数は合計1793万9600株で、譲渡は10月13日に実行する予定。創業者の1人がボードルアの従業員に付与した譲渡予約権の対象株式(18万1200株)は譲渡の対象から除外できるとされ、その場合の譲渡株式数は1775万8400株となる。報告書は譲渡を予定として記載しており、実行されたかどうかは確認していない。
今後の議決事項
同ビークルは、決済後速やかに臨時株主総会を開くようボードルアに要請する予定。総会では、同ビークルと共同保有者のみを株主とすることを目的に、会社法第180条に基づく株式併合を諮る。併合の効力発生を条件に、単元株式数の定めを廃止する定款変更も諮る。同ビークルは両議案に賛成する予定。報告書に総会の開催日の記載はない。
