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ラサールロジポート投資法人、2月期分配金予想を1口4000円に減額 売却益を平準化

ラサールロジポート投資法人は2027年2月期の1口当たり予想分配金総額を6.6%減の4000円に引き下げ、4期にわたる売却益77億円を平準化するため利益超過分配金を見送る

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月20日2分で読めるラサールロジポート投資法人3466
倉庫の模型の横に並ぶ不揃いな硬貨の山が均一な高さの列へと変わり、平準化されたREITの分配金を表している。

ラサールロジポート投資法人(3466)は、2027年2月期の1口当たり予想分配金(利益超過分配金を含む)を4000円とし、9月18日公表の前回予想(4282円)から6.6%引き下げた。2026年8月期決算と併せて公表した修正のお知らせによると、4期にわたって分配金を平準化する決定に伴う措置という。

利益超過分配金を含まない分配金は、前回予想の4019円に対し4000円とほぼ変わらない。減額は利益超過分配金によるもので、1口当たり263円からゼロとなる。

2027年2月期の分配金予想(1口当たり、円)
予想値であり保証するものではない。出所:分配金予想修正のお知らせ。
項目前回予想今回修正予想
合計(利益超過分配金を含む)4,2824,000
利益分配金のみ4,0194,000
利益超過分配金2630

分配金を平準化する理由

同投資法人によると、2026年8月期から2028年2月期までの4期にわたり、物件売却により総額約77億円の売却益を計上する。各期の計上額が異なるため、1口当たり分配金にはばらつきが生じる見込みだ。経営陣は分配金の安定性と予見性を高めることが投資主の利益に資すると判断し、利益超過分配金を活用して分配金を平準化することにした。2027年2月期は利益からの分配のみとなる。

決算短信にその内訳が示されている。2026年8月期の1口当たり分配金は、利益分配金3892円と利益超過分配金148円の計4040円(前期は3725円)で、支払開始予定日は2026年11月19日。2027年8月期は3510円と490円で、同じく計4000円を見込む。

決算の内容

2026年8月期の営業収益は5.9%増の132億1000万円、当期純利益は7.3%増の64億6000万円だった。当期の不動産等売却益は21億4000万円(前期は10億2000万円)。

決算短信では、不動産等売却益を2027年2月期に22億9000万円、2027年8月期に18億2000万円と見込む。当期純利益の予想は2027年2月期が63億6000万円、2027年8月期が55億8000万円で、売却益の縮小に伴い2027年8月期は減益となる見通しだ。

修正のお知らせによると、予想は分配金の額を保証するものではなく、不動産の売買や賃料収入、修繕、金利の変動により変わる可能性がある。

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