日本プライムリアルティ投資法人(8955)は、JAビル・経団連会館の取得資金に充当するため、グリーンローンで320億円を借り入れることを決定した。大半は短期での調達となる。借入れに関する開示資料によると、短期借入金はゼロから290億円に増える一方、長期借入金の増加は30億円にとどまる。
借入先は3行、計6本で調達
内訳はみずほ銀行が4本、みずほ信託銀行が1本、りそな銀行が1本。いずれも無担保・無保証で、返済方法は期限一括返済となっている。利率は1カ月物の日本円TIBORにスプレッドを上乗せする変動金利のため、開示資料に適用利率の実数は記載されていない。
借入期間が最も長いのはみずほ銀行からの30億円で、利率はTIBORプラス0.385%、返済期限は2036年10月23日。残る5本はいずれもTIBORプラス0.1%で、2027年3月31日または同年7月5日に返済期限を迎える。
| 借入先 | 借入金額 | TIBORに対するスプレッド | 返済期限 |
|---|---|---|---|
| みずほ銀行 | 30億円 | 0.385% | 2036年10月23日 |
| みずほ銀行 | 50億円 | 0.1% | 2027年7月5日 |
| みずほ銀行 | 120億円 | 0.1% | 2027年3月31日 |
| みずほ銀行 | 30億円 | 0.1% | 2027年3月31日 |
| みずほ信託銀行 | 50億円 | 0.1% | 2027年7月5日 |
| りそな銀行 | 40億円 | 0.1% | 2027年7月5日 |
有利子負債の状況と資金使途
借入れ後の有利子負債合計は2430億円から2750億円に増加する。1年以内返済予定額を含む長期借入金は2191億円から2221億円に増え、投資法人債は239億円で変わらない。
同投資法人によると、今回の借入れはサステナビリティファイナンス・フレームワークに基づくもので、グリーン適格資産と位置付けるJAビル・経団連会館の取得資金に充当する。取得予定日は2026年10月23日のため、物件の取得および資金の借入れはいずれも完了していない。取得条件は10月16日付の開示資料に記載されており、2026年9月25日提出の有価証券報告書に記載された「投資リスク」の内容に変更はないとしている。Tokyo Briefの関連記事
