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日本プライムリアルティ投資法人、グリーンローン320億円の大半を短期で調達

日本プライムリアルティ投資法人は10月23日の大手町物件取得に向け、みずほ銀行、みずほ信託銀行、りそな銀行からTIBOR連動のグリーンローン320億円を調達する。うち290億円は短期借入金として計上する。

REITのグリーンローンの各トランシェを表す、緑色のマーカーが付いた小型のオフィスビル模型の横に並ぶ長さの異なる6本の台帳バンドのイラスト。

日本プライムリアルティ投資法人(8955)は、JAビル・経団連会館の取得資金に充当するため、グリーンローンで320億円を借り入れることを決定した。大半は短期での調達となる。借入れに関する開示資料によると、短期借入金はゼロから290億円に増える一方、長期借入金の増加は30億円にとどまる。

借入先は3行、計6本で調達

内訳はみずほ銀行が4本、みずほ信託銀行が1本、りそな銀行が1本。いずれも無担保・無保証で、返済方法は期限一括返済となっている。利率は1カ月物の日本円TIBORにスプレッドを上乗せする変動金利のため、開示資料に適用利率の実数は記載されていない。

借入期間が最も長いのはみずほ銀行からの30億円で、利率はTIBORプラス0.385%、返済期限は2036年10月23日。残る5本はいずれもTIBORプラス0.1%で、2027年3月31日または同年7月5日に返済期限を迎える。

グリーンローンの内訳
スプレッドは1カ月物日本円TIBORに対する上乗せ幅。全案件とも無担保・無保証、期限一括返済。
借入先借入金額TIBORに対するスプレッド返済期限
みずほ銀行30億円0.385%2036年10月23日
みずほ銀行50億円0.1%2027年7月5日
みずほ銀行120億円0.1%2027年3月31日
みずほ銀行30億円0.1%2027年3月31日
みずほ信託銀行50億円0.1%2027年7月5日
りそな銀行40億円0.1%2027年7月5日

有利子負債の状況と資金使途

借入れ後の有利子負債合計は2430億円から2750億円に増加する。1年以内返済予定額を含む長期借入金は2191億円から2221億円に増え、投資法人債は239億円で変わらない。

同投資法人によると、今回の借入れはサステナビリティファイナンス・フレームワークに基づくもので、グリーン適格資産と位置付けるJAビル・経団連会館の取得資金に充当する。取得予定日は2026年10月23日のため、物件の取得および資金の借入れはいずれも完了していない。取得条件は10月16日付の開示資料に記載されており、2026年9月25日提出の有価証券報告書に記載された「投資リスク」の内容に変更はないとしている。Tokyo Briefの関連記事