東証スタンダード上場の食品会社ウェルディッシュ(2901)は2026年10月14日、2026年8月期の決算短信の開示が期末後50日を超える見込みだと発表した。同社は10月15日の開示を予定していた。
通期決算は、これまで開示されていない第3四半期決算短信に左右される。ウェルディッシュは7月14日付の通知で、会計監査人の退任により、監査法人が第3四半期決算の期中レビューを完了できなかったと説明していた。同社は現在もその状況に変わりはないとしている。
過年度決算の訂正
ウェルディッシュは、独立調査委員会の調査報告書を受領して公表したと、8月4日付と8月10日付の通知で明らかにした。同社は同報告書を踏まえ、過年度および当事業年度の会計処理を確認・検証し、決算数値への影響を精査している。関連記事はTokyo Briefの過去の報道を参照。
同社は過年度決算を訂正する予定だとした。訂正の対象となる決算期、訂正内容、財務への影響額はまだ確定していない。訂正内容が確定次第、必要な開示を行うとしている。
新監査人を選任も、開示時期は未定
ウェルディッシュは9月21日、監査法人を一時会計監査人に選任し、監査手続を進めている。同社は、50日以内に開示できない理由として、第3四半期決算短信の未開示、会計処理の確認・検証、一時会計監査人の監査手続を挙げた。
開示は順を追って進む。同社は、必要な確認・検証と期中レビューを終えた後に第3四半期決算短信を開示し、数値が確定した後に通期決算短信を開示するとしている。いずれの開示予定日も、訂正の時期も示していない。日程は確定次第発表するという。
通知は、50日を開示が遅延する時点として説明している。取引所による措置の有無には触れていない。
