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東京海上日動火災保険、社債2000億円の条件決定 利率2.221%〜3.468%

東京海上日動火災保険は、総額2000億円の社債4回分の利率を2.221%〜3.468%に決めた。従来の見込みは1500億円で、手取金は全額を2029年9月までにグリーン・ネイチャーファイナンスのプロジェクトへ充てる計画。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月16日2分で読める
社債の各回を表す高さの異なる4本の棒を、グリーン・ネイチャーファイナンスを示す風力タービンと葉の記号に緑のリボンでつないだ図

東京海上日動火災保険は、4つの年限で発行する総額2000億円の無担保社債の発行条件を決めた。2026年10月16日付の有価証券届出書の訂正届出書で分かった。同社は同日、各回の発行額と利率を決定し、買取引受契約を締結した。

4本の社債、利率は上昇

2000億円は、届出書の従来の見込額1500億円を上回る。従来の見込額は4回の合計で、内訳は300億円、800億円、100億円、300億円だった。5年債が1000億円で最大となる。

回号別の最終条件
利率は固定の年率で、利回りではない。出所:訂正有価証券届出書、2026年10月16日。
回号年限金額利率
第1回無担保社債2年400億円2.221%
第2回無担保社債5年1000億円2.748%
第3回無担保社債7年250億円3.030%
第4回無担保社債10年350億円3.468%

R&Iは2026年10月16日付で、同社債にAA+の格付けを付与した。届出書は、格付けは信用力に関するR&Iの意見であり、事実の表明ではないと記している。各回とも引受人が共同して引き受け、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が各回で最大の引受額を持つ。2年債では400億円のうち160億円を引き受ける。

手取金は2029年までの充当を予定

消費税等を除く発行諸費用の概算額約4億4900万円を差し引いた手取概算額は、1995億5000万円となる見込み。同社は全額を2029年9月末までに、グリーン/ネイチャーファイナンスフレームワークに定める適格プロジェクトへの支出に充てる計画だ。これはあくまで支出計画である。届出書には、完了したプロジェクト投資や環境面の成果の記載はない。

表の数値は利回りではなく利率である。届出書は、最終条件について国債利回りに対するスプレッドを示していない。