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タスキホールディングス、売上高予想1.4%増で利益予想を最大30%上方修正

タスキホールディングスは2026年9月期の営業利益予想を24.1%増の136億5000万円に引き上げた一方、売上高の伸びは1.4%増にとどまる。プロジェクトの販売価格が計画を上回る一方、一部プロジェクトの販売時期を翌期へ変更するとしている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月21日2分で読めるタスキホールディングス166A
トレイに並んだマンションの縮尺模型と、別の棚に分けられた2つの模型。

タスキホールディングス(東証プライム上場、166A)は2026年9月期の利益予想を売上高予想を大きく上回る幅で上方修正し、その差の要因としてプロジェクトの販売価格の上昇を挙げた。同社は2026年10月21日付の適時開示で、2025年11月11日に初めて公表した連結業績予想を修正した。

修正後の数値

売上高予想は従来の1004億5000万円から1.4%増の1019億円に引き上げた。営業利益予想は従来の110億円から24.1%増の136億5000万円とした。経常利益は93億円から116億5000万円に、親会社株主に帰属する当期純利益は58億円から30.2%増の75億5000万円に引き上げた。1株当たり当期純利益予想は従来の94円03銭に対し122円40銭とした。

通期業績予想の修正(2026年9月期)
連結、単位:百万円、タスキホールディングスの2026年10月21日付適時開示より。
項目前回予想今回修正予想増減率
売上高100,450101,900+1.4%
EBITDA11,50014,150+23.0%
営業利益11,00013,650+24.1%
経常利益9,30011,650+25.3%
親会社株主に帰属する当期純利益5,8007,550+30.2%

同社はEBITDA予想も115億円から23.0%増の141億5000万円に引き上げた。参考として、2025年9月期の実績は売上高が744億1000万円、営業利益が88億2000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が49億3000万円だった。

販売価格の上昇

タスキホールディングスは上方修正の要因としてLife Platform事業を挙げている。良好な販売環境を背景に、当期に販売したプロジェクトの販売価格が期首計画策定時の想定を大きく上回り、売上総利益率が改善したとしている。これにより営業利益、経常利益、純利益が期首計画を上回る見込みとなったという。

時期に関する留意点

適時開示によると、同社は販売価格の上昇を踏まえ、期首計画で当期中の販売を予定していた一部のプロジェクトについて販売時期を翌期へ戦略的に変更した。目的は収益の最大化だとしている。対象となるプロジェクトや、翌期へ移行する売上高・利益の規模は明らかにされていない。

業績予想は同社が合理的と判断する情報および前提条件に基づいており、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があるとしている。