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ティー・ロウ・プライス、太平洋セメント株7.32%を維持 貸株契約を変更

ティー・ロウ・プライス・グループの太平洋セメント株の共同保有割合は7.32%と直前の報告書から横ばい。金融機関5社への貸株に関する重要な契約の変更を受け、変更報告書を提出した。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月22日2分で読める太平洋セメント5233
セメント工場のサイロのイラストに、投資家3社と取引先金融機関5社の間で株式が移動する図を重ねた画像。

ティー・ロウ・プライス傘下3社が連名で提出した大量保有報告書の変更報告書によると、3社は太平洋セメント(5233)の株式を合計866万100株(保有割合7.32%)保有している。保有割合は直前の報告書から変わらず、グループ全体の保有比率に増減はない。

変更報告書提出の経緯

今回の変更報告書(No.7)は、報告義務発生日を2026年10月15日として同年10月22日に関東財務局長へ提出された。提出事由は「1%以上の重要な契約の締結または変更」で、3社とも保有目的を純投資としている。

対象の契約は消費貸借契約で、各社が金融機関への貸株状況を報告した。貸出先は、ティー・ロウ・プライス・ジャパンがBARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED(2245株)、BNP PARIBAS FINANCIAL MARKETS(17万7471株)、CITIGROUP GLOBAL MARKETS LIMITED(2万500株)、UBS AG LONDON BRANCH(2万9182株)。ティー・ロウ・プライス・インターナショナルはBARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITEDに7万8761株、ティー・ロウ・プライス・アソシエイツはMERRILL LYNCH INTERNATIONALに6000株を貸し出している。変更報告書には貸出条件や貸株数の増減は記載されていない。

各社の保有内訳

保有割合は2026年6月25日現在の発行済株式総数1億1819万1578株を基準に算出されている。ティー・ロウ・プライス・ジャパンの保有割合が0.01ポイント低下した一方、ティー・ロウ・プライス・アソシエイツが0.01ポイント上昇し、互いに相殺されて合計は7.32%にとどまった。ティー・ロウ・プライス・インターナショナルは4.78%で変わらなかった。

ティー・ロウ・プライスによる太平洋セメント株の保有内訳
保有割合は2026年6月25日現在の発行済株式総数1億1819万1578株に対する比率。出所:2026年10月22日提出の変更報告書No.7。
提出者保有株数保有割合(%)直前報告書(%)
ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社2,723,6002.302.31
ティー・ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッド5,653,3004.784.78
ティー・ロウ・プライス・アソシエイツ,インク283,2000.240.23
合計8,660,1007.327.32

報告書はティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社(本田直之代表取締役社長兼最高経営責任者)を提出者としており、他の2社は委任状により同社へ提出権限を委任している。