セブン&アイ・ホールディングス(3382)は、3本立て・総額1100億円の無担保社債の発行条件を決定した。利率は年限が最も短い社債の2.435%から最長の3.568%までとなる。10月8日の取締役会決議に基づき、同23日に発行を決めた。
発行条件
第20回債は期間3年で発行額400億円、第21回債は5年で500億円、第22回債は10年で200億円。いずれも額面100円につき100円で発行し、利払日は毎年4月29日と10月29日。
| 銘柄 | 発行額 | 年限 | 利率 | 償還期限 |
|---|---|---|---|---|
| 第20回債 | 400億円 | 3年 | 2.435% | 2029年10月29日 |
| 第21回債 | 500億円 | 5年 | 2.848% | 2031年10月29日 |
| 第22回債 | 200億円 | 10年 | 3.568% | 2036年10月29日 |
募集期間は10月23日で、払込期日は同29日。3本とも担保および保証は付されておらず、担保提供制限条項が付く。格付投資情報センター(R&I)からAA-、日本格付研究所(JCR)からAAの格付を取得している。野村證券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券が買取引受を行う。
資金使途
発行登録追補書類によると、発行諸費用概算額約3億2900万円を差し引いた手取概算額は1096億7000万円。このうち600億円は2026年11月2日に償還期限を迎える第16回無担保社債の償還資金に充て、残額は2027年2月末までに借入金の返済資金および運転資金に充当する予定だ。
今回の起債は、2026年12月6日を有効期限とする6000億円の発行登録枠に基づく。10月8日の取締役会決議では総額1200億円以下の国内社債の発行を承認し、条件の決定を最高財務責任者(CFO)に一任した。利率の上限は、ほぼ同じ残存期間の国債流通利回りに1.0%を上乗せした水準と定めていた。
これらの数値は発行時の表面利率であり流通市場での利回りではなく、開示資料には国債に対するスプレッドの記載はない。払込は10月29日に予定されており、まだ完了していない。
