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ライドオン、すしデリバリー情報最大650万件漏えいの可能性

ライドオンエクスプレスホールディングス、「銀のさら」「釜寅」「すし上等」のサイト・アプリの登録者情報最大約650万件が漏えいした可能性。漏えいは未確認で、公式チャネルからの注文は停止が続く

配達用の箱、電話、サーバーラック、途切れたデータレコードの鎖を描いたイラスト。オンライン注文の停止を示唆している

ライドオンエクスプレスホールディングス(6082)は13日、傘下のデリバリーブランドの公式サイトと公式アプリの登録者情報最大約650万件が、サイバー攻撃で漏えいした可能性があると発表した。データが社外に流出したことは確認していない。両チャネルからの注文は停止が続いている。

同社の説明

東証スタンダード上場の同社(コード6082)は、10月8日に公表したシステム障害について第2報を出した。子会社のライドオンエクスプレスが利用するサーバーへの第三者による不正アクセスを10月5日以降に検知し、システム障害は10月7日早朝から続いている。

同社は調査の結果、個人情報漏えいの明確な痕跡は特定できておらず、漏えいの事実や範囲も確定していないとした。そのうえで、影響を受けた可能性のある顧客への案内と公表を決めた。

対象データ

対象は「銀のさら」「釜寅」「すし上等」の公式サイトと公式アプリの登録者情報。件数は最大約650万件で、漏えいした可能性のある総件数であり、漏えいが確定した件数ではないと強調した。

漏えいの可能性がある項目は次のとおり。

  • 氏名、住所、電話番号、メールアドレス
  • 性別、生年月日
  • パスワードのハッシュ値
  • 注文履歴
  • デリポイント会員ID

同社によると、パスワードは暗号化されており、そのままでは読み取れない。顧客が入力していた場合は、家族の氏名と誕生日、お届け先の氏名、住所、電話番号も対象となる可能性がある。電話のみで注文した顧客は対象外。クレジットカード情報は同社が保有しておらず、対象に含まれない。

注文状況と対応

公式サイトと公式アプリからの注文は引き続き停止している。電話、店頭でのテイクアウト、出前館、Uber Eatsでは注文できる。同社は、利用可能な注文経路を案内する体制を整えたとしている。通常の業務・サービス提供体制に戻るまでには、なお時間がかかる見通しという。

同社は、情報漏えいの可能性について個人情報保護委員会と管轄警察署に報告するとともに、対象となる顧客におわびと案内を順次送るとしている。緊急対応チームが復旧に取り組んでいる。

業績への影響

グループ業績への影響は精査中で、重大な影響が判明すれば速やかに開示するとしている。発表文には、ウェブ・アプリ注文の再開時期や、攻撃の実行者についての記載はない。