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オプトランとAIメカテック、ナノインプリント合弁NLTを解散・清算へ

オプトランは取締役会で、AIメカテックおよびJSRと運営する出資比率58.8%のナノインプリント合弁会社NLTの解散・清算を決議した。清算結了は2027年2月頃を見込み、損失額は精査中だが、両社とも業績への影響は軽微とみている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月20日2分で読めるオプトラン6235AIメカテック6227
ガラス基板と持ち上げられたスタンプモールドを備えた精密パターニングステージの横に、外れかかった3つの連結ブロックが並び、3社によるナノインプリント合弁事業の解散・清算を表している

オプトラン(6235)は2026年10月20日開催の取締役会で、AIメカテック(6227)およびJSRと運営するナノインプリントリソグラフィー合弁会社のナノリソティックス(NLT)を解散・清算することを決議した。出資比率はオプトランが58.8%で連結子会社、AIメカテックが29.4%で持分法適用関連会社としており、JSRが11.8%を保有している。

合弁解消の理由

AIメカテックの開示によると、量産技術開発の現状では需要に応じたタイムリーな事業化の目途が立たないとして、NLTから解散・清算の承諾を求める申し出があり、AIメカテックは同日の取締役会で承諾を決定した。オプトランの開示は、これまでの技術開発の進捗や顧客ニーズの広がりを挙げ、より機動的な事業推進体制の観点から清算が合理的と判断したとしている。

両社とも、NLTの解散・清算後も両社間の資本業務提携は継続し、顧客ニーズに応じてナノインプリントリソグラフィー事業を推進していくとしている。

小規模で赤字の合弁会社

NLTは2023年7月設立。2025年12月期の売上高は160万円、純損失は1億610万円(前の期は売上高50万円、純損失5950万円)だった。2025年末時点の純資産は1億5750万円。

今後の日程

NLTの解散決議は2026年10月28日の予定。清算結了について、オプトランは2027年2月頃、AIメカテックは自社の2027年6月期中を見込んでいる。オプトランの臨時報告書によると、NLTに対する同社の所有議決権数は2000個からゼロとなり、特定子会社から外れる。

両社の開示はいずれも、解散に伴う損失額は現在精査中であり、連結業績への影響は軽微と見込んでいる。JSRの対応については言及していない。