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沖縄銀行の満期保有目的債券、時価が簿価を113億円下回る

おきなわフィナンシャルグループは、沖縄銀行が保有する満期保有目的の債券に9月30日時点で帳簿価額と時価との差額として113億円の含み損が発生したと開示した。前期純利益の100.2%に相当するが、業績予想と配当予想は据え置く。

金庫の引き出しに入った債券と、帳簿価額と時価の差を示す高さの異なる2本の柱を描いたイラスト。

おきなわフィナンシャルグループ(7350)は2026年10月22日付の開示資料で、連結子会社の沖縄銀行が保有する満期保有目的の債券について、2027年3月期第2四半期末時点の時価が帳簿価額を113億円下回ったと発表した。

含み損の規模

開示資料によると、対象債券の帳簿価額は428億円、時価は315億円で、含み損の総額は113億円となった。時価を合理的に算定できる満期保有目的の債券のすべてが対象となっている。

同社はこの含み損を、2026年3月期の連結経常利益158億円および親会社株主に帰属する当期純利益113億円と比較している。含み損の総額は前者の71.6%、後者の100.2%に相当する。

これらの債券に含み益は計上されておらず、差引き含み損益も同じく113億円のマイナスとなっている。同社および連結子会社の第2四半期末は9月30日である。

変更されない点

このマイナスは保有債券の評価差額であり、実現損失ではない。開示資料に債券売却の記載はない。同社は、2026年5月15日に公表した2027年3月期の連結業績予想および配当予想に変更はないとしている。

開示資料では時価下落の要因には触れられておらず、これらの債券に関して何らかの対応を予定しているかも示されていない。比較には前通期の利益が基準として用いられており、今期業績への影響ではなく規模感を示すものとなっている。

同社の過去の業績については、Tokyo Briefの過去記事を参照。