岡野バルブ製造(6492)は、原子力発電所関連の業務が計画を上回ったことを受け、2026年9月期の業績予想を上方修正した。取締役会が2026年10月21日に承認し、4月22日に公表した予想を見直した。
修正内容
連結営業利益予想は従来の19億5000万円から26億円に引き上げた。売上高予想は100億円から15.2%増の115億2000万円、親会社株主に帰属する当期純利益予想は14億円から17億3500万円とした。前期実績は売上高が70億600万円、営業利益が8億6400万円だった。
追加受注と案件の前倒し
発表資料は増収要因として2点を挙げている。島根原子力発電所2号機の定期検査工事で追加受注が発生したほか、福島第一原子力発電所の廃炉関連作業や柏崎刈羽原子力発電所7号機関連案件の前倒しがあったとしている。それぞれの増収寄与額は明らかにされていない。
利益面では、原子力発電所の法定点検で採算性の高い追加受注を獲得したことや、機動的な人員配置で高稼働率を維持できたことを挙げた。これらの号機に関連する業務への言及は再稼働や試運転が行われたことを意味するものではなく、発表資料にもそうした記述はない。
配当
期末配当予想は1株当たり40円から70円に引き上げ、年間配当予想を80円から110円とした。中間配当の40円はすでに計上済みで、前期の年間配当実績は60円だった。同社は、予想は10月21日時点で入手可能な情報に基づくもので、最終的な実績とは異なる可能性があるとしている。
