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野村、高ベータ30ETNの直近価格が償還価額を6~10%下回ると注意喚起

ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンスは、高ベータ30ETNが10月1日以降取引されておらず、9月30日の終値3万9800円が7営業日にわたり償還価額を6.07%から10.05%下回ったと説明

固定された価格の目印が、7段階にわたり推移する償還価額の線を下回る様子を示した抽象的なチャート

ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイは投資家に対し、東証に上場するNEXT NOTES 高ベータ30(ネットリターン)ETN(2068)が10月1日以降、取引されていないと通知した。直近の終値は9月30日の3万9800円で、通知に示された一証券あたりの償還価額を大きく下回っている。

7日間、古い価格のまま

発行体は10月13日付の通知で、基準価額と呼ぶ一証券あたりの償還価額が、10月1日から7営業日連続で市場価格と5%以上乖離したと説明した。表の全行で市場価格は同じ3万9800円で、通知は注記でこれを9月30日の終値としている。

基準価額は10月1日の4万2374円から10月6日の4万4247円の間で推移した。乖離率は10月6日にマイナス10.05%と最も大きく、表に示された最終日の10月9日はマイナス6.44%だった。

公表された乖離率、2026年10月1~9日
発行体の数値。市場価格は全行とも9月30日の終値。通知は乖離率の分母を明記していない
日付市場価格(円)一証券あたりの償還価額(円)乖離率
10月1日39,80042,374-6.07%
10月2日39,80042,744-6.89%
10月5日39,80043,663-8.85%
10月6日39,80044,247-10.05%
10月7日39,80043,642-8.80%
10月8日39,80042,580-6.53%
10月9日39,80042,541-6.44%

通知が投資家に求めること

市場価格は期間中に成立した価格ではなく直近の終値であるため、この乖離は古い終値と日々報告される償還価額との差を示すものだ。通知自体は取引がなかったとのみ述べている。通知は、市場の需給動向によっては基準価額と市場価格の乖離が再び生じる可能性があるとして、売買の際は十分留意するよう求めている。また、NEXT NOTESのウェブサイトに記載された商品概要と投資リスク、および日本取引所グループのETN「投資のリスク」のページを参照するよう案内している。

通知は、この商品が取引停止になっているとは述べておらず、償還の条件や日程も示していない。問い合わせ先は野村證券のストラクチャード・プロダクト部。