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コーエーテクモホールディングス、中間営業益予想を64%上方修正 旧作販売が好調

コーエーテクモホールディングスは好調なバックカタログ販売を受け、中間期の営業利益予想を70億円から115億円に引き上げた。一方、運用収益により経常利益予想は2倍超の250億円となった。

営業利益と運用収益を示す2層棒グラフの横に並んだゲームディスクのイラスト

コーエーテクモホールディングス(3635)は2026年9月中間期(4〜9月)の利益予想を上方修正した。上振れ幅は利益項目によって大きく異なる。営業利益は4月27日公表の従来予想70億円から115億円へと、45億円(64.3%)引き上げた。

ゲーム販売が売上高と営業利益をけん引

売上高予想は従来の340億円から30億円(8.8%)増の370億円とした。適時開示によると、前年度発売の大型タイトルやバックカタログの販売が好調に推移したことが、売上高と営業利益の上方修正につながったという。

参考として記載された前年同期の実績は、売上高が312億7000万円、営業利益が79億6000万円だった。

運用収益が経常・最終利益を押し上げ

修正率がより大きいのは営業利益より下の段階の利益だ。経常利益予想は120億円から250億円へ108.3%増、親会社株主に帰属する中間純利益予想は90億円から180億円へ100%増とした。1株当たり中間純利益予想は従来の27円69銭に対し53円87銭を見込む。

同社はこれら2項目の修正要因として営業外収支を挙げており、金融市場の動向を注視しながら資金運用を行った結果、営業外収支が計画を上回る見込みだとしている。営業外利益の内訳は開示されていない。なお、開示資料に記載された前年同期実績は、経常利益が178億円、親会社株主に帰属する中間純利益が135億円だった。

2026年9月中間期の業績予想修正
単位:百万円(1株当たり数値を除く)。出所:コーエーテクモホールディングスの業績予想修正に関する開示資料。
項目前回発表予想今回修正予想増減
売上高34,00037,000+8.8%
営業利益7,00011,500+64.3%
経常利益12,00025,000+108.3%
親会社株主に帰属する中間純利益9,00018,000+100.0%

通期予想は据え置き

通期の連結業績予想は据え置いた。事業環境や金融市場の動向を注視し、引き続き検討するとしている。また、今回の業績予想は2026年10月19日時点で入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は異なる可能性があるとしている。