財務相は10月16日の記者会見で、日韓の通貨スワップの延長が決まったと明らかにした。20カ国・地域(G20)および主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議のためバンコクを訪れた際、副総理を兼務する韓国の新財務相との二国間会談で決まったという。
財務省が公表した会見概要には、延長の規模や期間、実施時期は記載されておらず、どのスワップ取極が対象かも示されていない。
他国との協議は合意途上
インドとの会談結果はそこまでの決定には至らなかった。財務相によると、協議を財務相間の正式な二国間協議に格上げすることで「ほぼ合意」した。インドネシアも同様の枠組みを望んでいるという。
財務相はタイ、インドネシアの両財務相とも会談した。タイの財務相は11月に投資委員会を率いて来日する予定で、財務相は日本としてできる限りの対応をしたいと述べた。
市場動向と国際会議での課題
株・為替・債券の激しい値動きについて問われると、財務相は高い緊張感を持って市場の動向を注視する必要があると再三発言したと説明した。G20での為替に関する具体的な議論の内容については回答を控えた。
また、世界銀行・国際通貨基金(IMF)合同開発委員会の議長に日本人が初めて就任したと報告し、より多くの情報が入る立場となり日本のプレゼンスも増すと述べた。
