カレーチェーンCoCo壱番屋を運営する壱番屋(7630)は、2026年8月31日までの6カ月間で、売上高が伸びる一方、利益は減少した。売上高は10.0%増の352億3000万円、営業利益は17.2%減の20億9000万円。半期報告書によると、経常利益は19.1%減、親会社株主に帰属する中間純利益は20.9%減の11億円だった。
会社が挙げる減益要因
会社は、米をはじめとする食材の仕入価格の上昇と物流費の増加が、各利益の減少につながったと説明している。米の影響額は報告書に個別には示されていない。損益計算書では、売上原価が178億6000万円で前年同期は160億5000万円、運賃及び荷造費が15億5000万円で前年同期は14億4000万円となっている。
売上増の要因
壱番屋は、国内のCoCo壱番屋の既存店売上高が堅調だったことに加え、海外・国内子会社の事業拡大を要因に挙げている。国内の既存店売上高は2.4%増、客単価は2.5%上昇した。既存店ベースの客数は前年同期並みで、この事業の増収は客単価の上昇によるものだった。
伸びが大きかったのは別の分野だ。海外の店舗売上高は14.6%増の103億6000万円だったが、為替の影響を除いた既存店ベースの伸びは1.1%だった。ラーメン店やもつ鍋店など国内子会社ブランドの売上高は62.8%増の33億8000万円となり、店舗数は8店増えて58店になった。
この対照的な動きは1チェーンの利益率の事例であり、会社自身のコスト開示に基づく。前年同期の売上高は320億2000万円だった。
同社に関するこれまでの報道は、Tokyo Briefの過去記事を参照。
