出入国在留管理庁によると、2026年6月末の在留外国人数は428万1026人で過去最高となった。2025年末の412万5395人から15万5631人(3.8%)増えた。比較対象は前年末のため、3.8%は半年間の増加率で、年間の増加率ではない。
総数は中長期在留者401万7321人と特別永住者26万3705人の合計。同庁の定義では、中長期在留者は入管法上の在留資格を持つ外国人で、在留期間3月以下と決定された人、短期滞在の人、外交・公用の在留資格の人は含まない。
特定技能・専門職系の在留資格が増加をけん引
特定技能は5万3960人増の44万4256人となり、主要5在留資格の中で最大の増加だった。技術・人文知識・国際業務は4万394人増の51万6184人。永住者は依然として最大の集団で、1万4217人増の96万1342人、留学は1万4842人増の47万9626人だった。技能実習はほとんど動かず、891人増の45万7509人にとどまった。
| 在留資格 | 2025年末 | 2026年6月末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 永住者 | 947,125 | 961,342 | +14,217 |
| 技術・人文知識・国際業務 | 475,790 | 516,184 | +40,394 |
| 留学 | 464,784 | 479,626 | +14,842 |
| 技能実習 | 456,618 | 457,509 | +891 |
| 特定技能 | 390,296 | 444,256 | +53,960 |
特定技能の中では2号の伸びが最も速い。2号は2025年末の7955人から1万8295人に、1号は38万2341人から42万5961人に増えた。
ビジネス関連の在留資格がすべて増えているわけではない。経営・管理は4万6781人から4万2747人に減り、減少率は8.6%だった。発表資料は減少の理由を示していない。介護は1万5891人から1万9612人に増え、23.4%増となった。
国籍別の増加は東南アジアと南アジアが主導
上位10の国・地域のうち、ブラジルを除いてすべて増えた。インドネシアは4万1387人増の30万7456人、ネパールは3万3858人増の33万4850人、ミャンマーは2万9035人増の21万1602人だった。2番目に多いベトナムは1万2650人増の69万3750人、最多の中国は1万603人増の94万1031人。ブラジルは464人減の20万9550人だった。
在留外国人数が最も多いのは東京都で82万4486人。2万3048人(2.9%)増え、全国の19.3%を占める。大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉県が続く。
数字が測るものと測らないもの
この数字は、ある時点の在留資格別の人数を数えたものだ。発表資料には就業、求人、賃金のデータはなく、総数に含まれる永住者、留学生、家族滞在の人を労働者数として読むべきではない。雇用主にとって有用なのは内訳で、最も増加が速い在留資格は熟練・専門的な業務に結びつくものだった。一方、技能実習の人数は半年間でほぼ横ばいだった。
