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ドバイの投資会社、メディア工房を20.02%保有 全額を銀行借入で調達

設立1年のドバイの投資会社が、株式と新株予約権の割当を通じてメディア工房の20.02%を保有。取得資金はすべてEmirates Islamic Bankからの借入金4億270万円で賄い、現経営陣を支持するとしている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月22日2分で読めるメディア工房3815
融資資金を表す1本のバーの上で、塗りつぶされたブロックと輪郭のみのブロックが積み重なり、基準線に向かって伸びる様子を描いた抽象図。

2025年10月に設立されたドバイ拠点のUltimate Classic Investment LLCが、東証グロース上場のメディア工房(3815)の株券等を20.02%保有していることが明らかになった。10月22日に関東財務局長へ提出された大量保有報告書によると、2026年10月21日に株式および新株予約権の第三者割当で取得した。国内の規定では、保有割合が5%を超えた場合に報告書の提出が義務付けられている。

保有株券等の内訳

保有者は普通株式102万8400株を1株当たり389円(報告書上の割合は8.01%)、154万2600株分の新株予約権を1個(100株分)当たり173円(同12.01%)で取得した。いずれも市場外取引の第三者割当による取得だった。

2つの取得分の合計は257万1000株となる。20.02%の保有割合は、新株予約権の目的となる154万2600株を保有数と分母の双方に算入し、分母には2026年10月5日現在の発行済株式等総数1130万株と合算して算出している。報告書では新株予約権を潜在株券等として計上しており、権利行使の有無や時期については記載していない。直前の報告書に記載された保有割合の欄は空欄となっている。

取得資金は借入金で調達

保有者は自己資金を拠出していない。取得資金合計の4億270万円はすべて借入金で賄われ、報告書には借入先としてEmirates Islamic Bankが記載されている。借入金の金利や期間、担保条件の記載はなく、当該株券等に関する担保契約その他の重要な契約もないとしている。

保有目的

報告書は保有目的を純投資としており、保有者は現経営陣の経営方針を尊重し、中長期的な企業価値を純粋に支援するとしている。重要提案行為等は該当事項なしとしている。提出者は事業内容について、技術関連企業および商業(一般企業)への投資・設立・経営、ならびに医療・ヘルスケア関連企業への投資・設立・開発と記載している。メディア工房を選定した理由は記載されていない。

保有分は発行済みの株式と未行使の新株予約権で構成されており、議決権の比重は権利行使に左右される。また、純投資との記載は現時点の意向を示したものであり、確約ではない。