東証グロース上場のサイバートラスト(4498)は、SSL/TLSサーバー証明書の発行再開に必要なブラウザベンダー2社の審査のうち1社を通過した。10月22日付の続報で、新中間認証局(中間CA)に対するGoogleの審査が終了し、10月20日に承認されたと発表した。
審査の通過状況
新中間CAの運用開始には、ルート認証局からサイバートラストへ中間CA証明書を発行する必要があり、これにはブラウザベンダーであるAppleとGoogleの2社による審査が求められる。Googleの審査は完了したが、Appleの審査はまだ終わっておらず、同社は承認され次第速やかに結果を公表するとしている。
今回の開示は、サイバートラストが9月10日に公表した同サービスの一時停止に関する続報となる。 過去のTokyo Briefの記事
再開時期の見通し
サイバートラストは、Appleの承認後、最短で2営業日を目途に新中間CAによるサービス提供を開始する予定としている。ただ、今回の発表ではAppleの判断時期が示されておらず、確定した再開日は設定されていない。
再開までの期間は、引き続きセコムトラストシステムズのセコムパスポート for Web SSL/TLSサーバー証明書を代替提供する。
業績への影響
サイバートラストは、一時停止に伴う業績への影響を現在も精査中としている。現時点で業績予想の変更が必要となる事実は確認されておらず、精査を進める中で開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。今回の開示では影響額は示されていない。
