ココナラ(4176)の2つの報告セグメントは、2026年8月期に明暗が分かれた。グループの売上高は9.6%増の103億2000万円、営業利益は92.4%増の4億9270万円で、前期は2億5610万円だった。
エージェントは伸長、マーケットプレイスは縮小
月額制サービスのココナラアシストやココナラテックを含むエージェントセグメントは、売上高が26.0%増の46億5000万円となった。セグメント利益は1億40万円で、前期は2億7890万円のセグメント損失だった。同社は2026年3月2日にSES人材事業も買収した。
マーケットプレイスセグメントは逆の動きだった。売上高は1.0%減の56億7000万円、セグメント利益は29.4%減の3億9230万円だった。グループの流通総額は2.0%減の168億8000万円だった。
AI連携は稼働済み、Acrosstudioは未完了
AI連携の2件はすでに稼働している。ココナラ for ChatGPTと発注AIアシスタントは2026年6月に提供を始め、AnthropicのClaudeへの対応は8月に始まった。同社はChatGPTアプリを、役務提供プラットフォームとして国内初と位置づけている。決算短信は、いずれについても利用状況や売上高の数値を示していない。
Acrosstudioの買収は完了していない。取締役会が2026年10月7日に承認し、同日に株式譲渡契約を結んだ。実行は10月30日を予定している。ココナラはAIコンサルティング・開発会社の株式51%を、現金8億6700万円で取得するほか、アドバイザリー費用として約500万円を支払う。のれんや取得する資産・負債はまだ確定していない。
見通し
2027年8月期について、ココナラは売上高を26.0%増の130億円、営業利益を21.8%増の6億円と見込む。配当は予定していない。
