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ちゅうぎんフィナンシャルグループ、中間純利益予想を297億円に上方修正

ちゅうぎんフィナンシャルグループは国内金利の上昇と有価証券ポートフォリオの入れ替えを理由に中間純利益予想を207億円から297億円へ引き上げ、通期見通しは10月29日に公表予定

円建て融資の元帳の横で、債券証書が売却分と新規購入分のトレイに仕分けられている銀行窓口のイラスト。

ちゅうぎんフィナンシャルグループ(東証プライム:5832)は、2026年9月30日までの6カ月間の連結業績予想を上方修正し、親会社株主に帰属する中間純利益を5月1日公表の207億円から297億円に引き上げた。10月23日付の業績予想の修正に関するお知らせで明らかにした。

修正内容

修正後の予想では、経常収益を1310億円から2039億円へ、経常利益を300億円から433億円へそれぞれ引き上げた。1株当たり純利益は従来の116円44銭に対し167円00銭となる。なお、参考として前年同期の実績は経常収益が1145億円、経常利益が252億円、純利益が174億円だった。

2026年4〜9月期の中間業績予想
連結、円建て。金額は同社の百万円単位の数値から端数を四捨五入。前年同期の列は同期間の実績値を示す。
項目5月1日予想修正後予想前年同期実績
経常収益1310億円2039億円1145億円
経常利益300億円433億円252億円
親会社株主に帰属する純利益207億円297億円174億円
1株当たり純利益¥116.44¥167.00¥97.34

上振れの2つの要因

同社は2つの要因を挙げた。日銀の政策金利引き上げを受け、銀行子会社がポートフォリオの入れ替えを目的に有価証券の売買を行った結果、経常収益が当初予想を大きく上回る見込みとなった。これとは別に、国内金利の上昇とポートフォリオの入れ替えにより、貸出金利息および有価証券利息配当金を指す資金運用収益も予想を大幅に上回る見通しだとしている。

今回の開示では、増額分のうちどれだけがポートフォリオの売買によるもので、どれだけが利息収入によるものかは示されていない。この内訳は、新たな収益水準が次期以降にどこまで持続するかを占う上で重要となる。また同社は、今回の数値が速報値に基づくものであり、実際の業績は異なる場合があるとも注意を促している。

今後の予定

同社は、経済情勢や市場動向を踏まえた上で、10月29日の第2四半期決算発表時に通期見通しを公表するとしている。

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