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浜岡再稼働断念、買収シーズン本格化
中部電力の内部通報制度が地震動データの不備を見逃し、同社は浜岡原発の再稼働を断念した。一方、5件の買収攻防とソフトバンク系のナスダック上場が重なり、東京の企業買収関係者は多忙を極めた。
マーケット
市場概況
東京株式相場は軟化し、新発10年国債利回りはやや上昇した。
出所:日経、JPX、日銀、財務省-数値のみ、論評なし
主要記事
中部電力の原発再稼働、不正データで頓挫

中部電力、地震データ不正で浜岡再稼働申請を取り下げ
中部電力は浜岡原子力発電所3号機・4号機の設置変更許可申請を取り下げ、当面の再稼働を断念した。同社は、自らの再稼働申請の根拠となった地震動データに不備があることが判明したため申請を取り下げた。この不備は、社内の内部通報制度がそもそも捉えられなかったものだ。
なぜ重要か: 政府の2040年エネルギーミックス計画では、原子力発電が日本の電力の約20%を賄うことになっており、浜岡の再稼働はその実現に向けた一部だった。地震データの不備を見抜けないコンプライアンス体制を持つ電力会社は、規制当局が他の原発再稼働を承認し続けるために必要な信頼性の根拠を損なう。
注目点: 日本の経済産業相は閣議後の記者会見で、中部電力が電気事業法に基づく報告徴収命令に回答した後、政府として最も厳格な規制対応を検討する考えを示した。同社はすでに調査報告と経営陣の交代を発表しており、経済産業省が今後どこまで踏み込むかは依然として不透明だ。
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取締役会への圧力と買収

オアシス・マネジメント、M3株保有7.40%に引き上げ上場廃止を提案
アクティビストファンドのオアシス・マネジメントは、ファンド資金のみを原資とした約823億円の買い増しにより、M3の保有比率を6.26%から7.40%に引き上げた。同社によれば、株式の上場廃止を既に提案しているほか、別途、第三者に議決権の過半数を握らせる株式取得も提案しており、次の手段として代表取締役の解任や配当方針をめぐる争いの可能性も挙げている。

光通信系ビークル、レオパレス21を非公開化へ1株1000円でTOB
光通信が支配するK891は、レオパレス21に対し1株1000円でTOB(株式公開買付け)を実施し、成立すれば買収グループが最低でも議決権の66.36%を握ることになる。TOB成立後に新たな出資が入れば、光通信、MBKパートナーズ、NECキャピタルソリューションズがそれぞれ買収主体の親会社の約3分の1ずつを保有する見込みだ。
かどや製油の買収価格、三菱商事と三井物産の売却次第
インテグラルの買収ビークルは、日本最大手のごま油メーカーであるかどや製油に対し1株2514円でTOBを開始したが、株主への最終的な支払額は、株式のほぼ半分を保有する三菱商事と三井物産がTOBに応じず、別途の自社株買いを通じて売却に応じるかどうかにかかっており、その場合は価格が最大2760円まで上昇する可能性がある。
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日本市場に出入りする資金

SBエナジー、ナスダック上場承認前に5億ドル規模の日本個人向け販売枠を開設
ソフトバンクが支配するAIデータセンター開発会社が、ナスダック上場の承認前に5社の証券会社を通じて日本の個人投資家向けに株式を販売している。同じ案件に関連する私募で、NVIDIAは未登録株式15億ドル分を購入することで合意している。

キャピタル・リサーチ、メタプラネット株保有を10%割れに引き下げ 大規模な貸株が判明
ロサンゼルスの投資顧問会社による東京上場のメタプラネット株保有比率が、9月の一連の売却を経て9.76%に低下した。同じ報告書では、同社株数千万株がJPモルガンとフィデリティに貸し出されていることも明らかになった。
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コンプライアンスのツケが回る
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ロボタクシー、2027年に開始目標

GOとウェイモ、東京での無人タクシー実現に2027年目標
GO株式会社とアルファベット傘下のウェイモは、有人監視付きの試験走行から東京での無人タクシーサービスへ移行する提携契約を締結し、2027年に日本初となるレベル4の商用ロボタクシー事業の開始を目指す。
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ジャパン・アクティベーション・キャピタル、日本光電株を買い増し保有比率6.2%に
続きを読む東京の投資ファンドは、140億6000万円相当の市場外取得により日本光電の保有比率を6.20%に引き上げた。提出書類では「純投資」との位置づけを示しつつ、経営陣とは公然の要求ではなく対話を通じて関わっていく方針を明らかにしている。
アスクルのランサムウェア復旧、2年目に突入し四半期赤字も
続きを読むアスクルの四半期売上高は8.2%減少し、営業損益は4億1800万円の赤字に転落した。2025年10月に受けたランサムウェア攻撃からの復旧が続く中でのことだが、同社は通期の営業利益70億円という予想には手を付けておらず、この目標達成には残り3四半期での急速な立て直しが求められることになる。
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