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第2026-09-15号|2026年9月15日

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浜岡再稼働断念、買収シーズン本格化

中部電力の内部通報制度が地震動データの不備を見逃し、同社は浜岡原発の再稼働を断念した。一方、5件の買収攻防とソフトバンク系のナスダック上場が重なり、東京の企業買収関係者は多忙を極めた。

マーケット

市場概況

9月15日号より2026年9月15日(日本時間)時点
日経平均株価63,484.1-0.01%
TOPIX4,037.16-0.52%
JPXプライム150指数1,688.45-0.61%
ドル/円154.89+0.32%
新発10年国債利回り2.988%+0.1 bps

東京株式相場は軟化し、新発10年国債利回りはやや上昇した。

出所:日経、JPX、日銀、財務省-数値のみ、論評なし

主要記事

中部電力の原発再稼働、不正データで頓挫

地震計データと取り下げられた許可申請書類、背景に沿岸の原子力発電所を描いた編集イラスト。原発における地震データ不正を受けた規制当局の監視を象徴している。

中部電力、地震データ不正で浜岡再稼働申請を取り下げ

中部電力は浜岡原子力発電所3号機・4号機の設置変更許可申請を取り下げ、当面の再稼働を断念した。同社は、自らの再稼働申請の根拠となった地震動データに不備があることが判明したため申請を取り下げた。この不備は、社内の内部通報制度がそもそも捉えられなかったものだ。

なぜ重要か: 政府の2040年エネルギーミックス計画では、原子力発電が日本の電力の約20%を賄うことになっており、浜岡の再稼働はその実現に向けた一部だった。地震データの不備を見抜けないコンプライアンス体制を持つ電力会社は、規制当局が他の原発再稼働を承認し続けるために必要な信頼性の根拠を損なう。

注目点: 日本の経済産業相は閣議後の記者会見で、中部電力が電気事業法に基づく報告徴収命令に回答した後、政府として最も厳格な規制対応を検討する考えを示した。同社はすでに調査報告と経営陣の交代を発表しており、経済産業省が今後どこまで踏み込むかは依然として不透明だ。

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注目記事

取締役会への圧力と買収

上昇する保有比率の棒グラフとパーセンテージの閾値マーカー、買い注文を記した簡単な台帳を描いた編集イラスト。アクティビスト投資家による保有比率引き上げを象徴している。

オアシス・マネジメント、M3株保有7.40%に引き上げ上場廃止を提案

アクティビストファンドのオアシス・マネジメントは、ファンド資金のみを原資とした約823億円の買い増しにより、M3の保有比率を6.26%から7.40%に引き上げた。同社によれば、株式の上場廃止を既に提案しているほか、別途、第三者に議決権の過半数を握らせる株式取得も提案しており、次の手段として代表取締役の解任や配当方針をめぐる争いの可能性も挙げている。

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3等分された持分の円グラフと、その下に並ぶ小さな集合住宅の建物群を描いたイラスト。レオパレス21を買収する投資家コンソーシアムを表している。

光通信系ビークル、レオパレス21を非公開化へ1株1000円でTOB

光通信が支配するK891は、レオパレス21に対し1株1000円でTOB(株式公開買付け)を実施し、成立すれば買収グループが最低でも議決権の66.36%を握ることになる。TOB成立後に新たな出資が入れば、光通信、MBKパートナーズ、NECキャピタルソリューションズがそれぞれ買収主体の親会社の約3分の1ずつを保有する見込みだ。

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かどや製油の買収価格、三菱商事と三井物産の売却次第

インテグラルの買収ビークルは、日本最大手のごま油メーカーであるかどや製油に対し1株2514円でTOBを開始したが、株主への最終的な支払額は、株式のほぼ半分を保有する三菱商事と三井物産がTOBに応じず、別途の自社株買いを通じて売却に応じるかどうかにかかっており、その場合は価格が最大2760円まで上昇する可能性がある。

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注目記事

日本市場に出入りする資金

建設中のデータセンター団地を描いたイラスト。サーバーホールの建物、送電鉄塔、系統連系設備が並ぶ。

SBエナジー、ナスダック上場承認前に5億ドル規模の日本個人向け販売枠を開設

ソフトバンクが支配するAIデータセンター開発会社が、ナスダック上場の承認前に5社の証券会社を通じて日本の個人投資家向けに株式を販売している。同じ案件に関連する私募で、NVIDIAは未登録株式15億ドル分を購入することで合意している。

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縮小する株式保有比率バーから、抽象的な2つの金庫アイコンへと線が伸びるイラスト、投資家が保有比率を減らしながら株式を貸し出している様子を表す

キャピタル・リサーチ、メタプラネット株保有を10%割れに引き下げ 大規模な貸株が判明

ロサンゼルスの投資顧問会社による東京上場のメタプラネット株保有比率が、9月の一連の売却を経て9.76%に低下した。同じ報告書では、同社株数千万株がJPモルガンとフィデリティに貸し出されていることも明らかになった。

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注目記事

コンプライアンスのツケが回る

鋼製土留めとクレーンを備えた地下駅の掘削現場と、現場のテーブルに置かれたコンプライアンス書類の束、小さな赤い封蝋を描いたイラスト。建設契約に対する規制当局の監視を象徴している。

最高裁、リニア新幹線談合事件で大成建設と鹿島の上告を棄却

最高裁が大成建設の上告を棄却したことにより、リニア中央新幹線のターミナル駅建設をめぐる独占禁止法違反事件で、罰金2億5000万円と元顧問への執行猶予付き判決が確定した。鹿島も、同じ鉄道プロジェクトに関連する別件での上告が棄却されたと発表した。

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9月30日の基準日マーカーが強調された株主名簿と、その脇に置かれた小型精密モーター部品を描いたイラスト。ニデックのガバナンスの時間軸を表している。

ニデック、会計問題での議決に向け9月30日を基準日に設定

ニデックは、9月30日時点の株主名簿に記載された株主が、6月以来社内会計不正により凍結されていた財務諸表や監査報告について議決権を行使できるようにする。ただし臨時株主総会の日程と議題は依然として未定だ。

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注目記事

ロボタクシー、2027年に開始目標

配車拠点で屋根にセンサードームを取り付けたタクシーを描いたイラスト。東京での無人ロボタクシー実証実験への移行を表している。

GOとウェイモ、東京での無人タクシー実現に2027年目標

GO株式会社とアルファベット傘下のウェイモは、有人監視付きの試験走行から東京での無人タクシーサービスへ移行する提携契約を締結し、2027年に日本初となるレベル4の商用ロボタクシー事業の開始を目指す。

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