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千鳥、レオパレス21株5050万株をK891にTOB応募へ 2.5%高の対抗提案なら解除可

千鳥合同会社は保有するレオパレス21の全5050万7600株について、10月30日の買付期間終了前にK891のTOBへ応募する契約を結んだ。ただ、資金の裏付けがあり買付価格が2.5%以上高い対抗TOBにK891が追随しない場合は解除できる。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月26日2分で読めるレオパレス218848
解除ラッチの付いた株式ブロックがゲートへ向かう一方、より背の高い競合ブロックが接近する様子を示した抽象図。

千鳥合同会社は、保有するレオパレス21(8848)の全5050万7600株(保有割合15.10%)をK891による株式公開買付け(TOB)に応募する契約を結んだ。10月26日提出の大量保有報告書の変更報告書(No.11)で明らかになった。契約締結日は9月14日で、買付期間は9月15日から10月30日まで。

今回の合意は応募契約であり、売却が完了したわけではない。千鳥は応募に必要な口座開設手続の完了を条件に、買付期間末日の10営業日前までに応募し、応募の撤回や成立した買付契約の解除を行わない義務を負う。また、決済開始日まで対象株式の譲渡や担保設定その他の処分を行ってはならず、そうした取引に関する打診を受けた場合はK891に通知しなければならない。

対抗TOBがあれば契約を解除できる。買付期間末日の3営業日前までに、第三者が確実な資金調達を伴いK891の買付価格を2.5%以上上回る価格で全株取得の現金TOBを開始・予告した場合、または真摯で資金調達の裏付けがある提案が千鳥もしくはレオパレス21に届いた場合、千鳥はK891に通知して条件の再協議を申し入れることができる。対抗TOBが開始・予告された場合、申入れから5営業日以内または買付期間満了日の前営業日のいずれか早い日までにK891が対抗TOBと同額以上に買付価格を引き上げなければ、千鳥は一切の責任を負うことなく契約を解除できる。

決済開始日まで、千鳥はK891の書面による承諾なしに株主総会の招集請求や議題提案に係る株主権を行使しないことにも合意している。報告書には千鳥がすでに応募したかどうかの記載はない。保有割合は9月14日時点の発行済株式総数3億3441万5678株に対し15.10%で、直前の報告書から変わっていない。

報告書によると、保有株の取得資金は総額71億2000万円で、内訳は自己資金が22億7000万円、みずほ銀行からの借入金が20億7000万円、匿名組合出資金が27億8000万円。保有目的は投資および状況に応じて経営陣への助言を行うこととしている。提出者は千鳥の1社のみ。

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