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トグルホールディングス、東証IPO価格を仮条件上限の4040円に決定

トグルホールディングスはIPO価格を仮条件上限の4040円に決定した。新株224万4600株を国内外の投資家に販売し、1株当たり3737円を受け取る。売買開始は10月30日の予定。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月22日2分で読める
国内向けと海外向けの2つの流れに分かれる株券の束のイラスト。

トグルホールディングスは10月22日、公開価格を仮条件(4030〜4040円)の上限である1株4040円に決定した。有価証券届出書の訂正届出書によると、申告された総需要株式数は公開株式数を「十分に上回る」状況で、需要件数も多数にわたり、価格ごとの需要は仮条件の上限に集中した。

会社側の実質手取額

引受証券会社は新株を1株3737円で買い取るため、発行価格4040円との差額である1株303円が引受側の手取金となる。同社は引受手数料を支払わない。新規発行する224万4600株の内訳は、国内販売分が110万3900株、米国とカナダを除く欧州・アジアを中心とする海外市場の海外投資家向けが114万700株。差引手取概算額は国内分が41億1000万円、海外分が42億4000万円となる。

売出しとグリーンシューオプション

既存株主も引受証券会社を通じて112万4900株を売り出す。内訳は国内が55万3200株、海外が57万1700株で、この売却代金は売出人に渡り、同社には入らない。これとは別に、SMBC日興証券が株主から借り入れる株式を充てる形で、50万5400株のオーバーアロットメントによる売出しも実施される。SMBC日興が11月27日までにオプションを行使した場合、トグルホールディングスは1株3737円で最大50万5400株の新株を発行し、払込期日は12月2日となる。このオプションを含めると、手取金は第三者割当増資による最大18億9000万円を含め、最大102億4000万円に達する可能性がある。

調達資金の使途

届出書によると、Land Creationの営業人員を中心とした採用・育成費用に5億3300万円、2028年9月期までのM&A資金に最大80億円を充てる。届出書提出日現在、この資金を充当する具体的なM&A案件は決まっていないとしている。さらに17億1000万円を連結子会社の土地仕入れに伴う借入金の返済に充てる計画で、2027年9月期に12億円、翌期に5億600万円を充当する。期限までにM&A資金に未充当額が生じた場合は、同子会社の長期借入金の返済に回す。

申込期間は10月23日から28日までで、払込期日は10月29日。株式受渡期日の10月30日が上場(売買開始)日の予定となっている。