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じもとホールディングスが中間期利益予想を上方修正、金利上昇で傘下2行の収益拡大

じもとホールディングスは9月中間期の経常利益予想を14億円から22億円に引き上げた。金利上昇で傘下のきらやか銀行と仙台銀行の収益が拡大する。通期業績予想と配当予想は据え置いた。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年11月4日2分で読めるじもとホールディングス7161
地方銀行の窓口にある金利ダイヤルの横で積み上がる円硬貨

じもとホールディングス(7161)は傘下の子銀行2行の業績動向を踏まえ、2026年9月中間期の業績予想を上方修正した。経常利益予想は2026年5月15日公表の14億円から22億円に、親会社株主に帰属する中間純利益予想は12億円から16億円にそれぞれ引き上げた。

修正後の中間期予想は従来予想を経常利益で57.1%、純利益で33.3%上回る。1株当たり中間純利益予想は44円86銭から59円91銭に上昇する。同社が参考値として示した前年同期実績は、経常利益が14億6400万円、親会社株主に帰属する中間純利益が14億8200万円だった。

修正の要因

同社の説明によると、上方修正は連結子会社であるきらやか銀行と仙台銀行の業績が従来予想を上回る見込みとなったことが主因だ。きらやか銀行は金利上昇に伴う資金利益の増加と与信関係費用の減少を挙げた。仙台銀行も同様に金利上昇による資金利益の増加と経費の減少を要因に挙げている。

単体ベースの業績予想では、きらやか銀行が中間期の経常利益を従来の7億円から12億円に、中間純利益を7億円から10億円に引き上げた。仙台銀行は経常利益を5億円から9億円に、中間純利益を3億円から6億円に引き上げた。これらは各行個別の予想であり、グループの合計値に加算されるものではない。

据え置かれた項目

じもとホールディングスは2027年3月期通期の業績予想について、経常利益40億円、親会社株主に帰属する当期純利益36億円で据え置いた。修正が必要となった場合は速やかに公表するとしている。

配当予想も据え置いた。普通株式については中間配当を見送り、1株当たり5円の期末配当を予定している。また、公的資金の受け入れに伴い発行した優先株式についても中間配当は行わず、所定の配当金を全額支払う予定だ。

各数値は2026年11月4日時点で入手可能な情報に基づく予想であり、同社は実際の業績が変動する可能性があるとしている。じもとホールディングスは2026年11月13日に中間決算を発表する予定だ。これまでの経緯については以下を参照:過去のTokyo Briefの記事。