日清紡ホールディングス(3105)は、グループ会社が2026年11月4日付の事業譲渡契約に基づき、パナソニックコネクトの自治体水利事業および電力水利事業を譲り受けると発表した。実行予定日は2027年4月1日。
譲受事業の内容
対象事業は、ダム管理システム、用水管理システム、テレメータ・放流警報システム、水防テレメータの開発および販売。日清紡ホールディングスは2026年10月30日開催の取締役会で譲受を決議した。
日清紡ホールディングスによると、同社グループはすでに防災や河川情報の分野で事業を展開している。パナソニックコネクトが水利分野で培った技術やノウハウ、顧客基盤と、自社の防災・河川分野のシステムや通信技術、運用ノウハウを融合する方針だ。水災害の頻発・激甚化やインフラの老朽化が進むなか、水資源管理領域での提案力を強化するとしている。
開示された業績数値
パナソニックコネクトにおける対象事業の売上高は、2023年3月期が27億9000万円、2024年3月期が21億5000万円、2025年3月期が17億5000万円、2026年3月期が24億2000万円だった。
譲受価額は契約上の守秘義務により非開示。日清紡ホールディングスは、当期連結業績への影響は現時点では軽微と見込んでいる。
前提条件
事業譲受は、関係当局の承認その他所要の手続きの完了を条件としている。日清紡ホールディングスおよび譲受会社とパナソニックコネクトとの間に、資本関係、人的関係、取引関係、関連当事者としての関係はないとしている。
