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スターシーズ、台湾Inventecから2件目の67億円サーバー受注

スターシーズのサーバー再販子会社は、台湾Inventec Corporationへの2件目のデータセンター機器販売で約4290万ドル(67億円)を計上する見込みで、前期グループ売上高の10分の1以上に相当するが、価格詳細は非公開のままで、販売は既存の業績見通しにすでに織り込まれている。

2026年9月4日2分で読めるスターシーズ3083
出荷のため梱包され積み込み場に置かれたデータセンターサーバーラックで、日本と台湾間の国境を越えたハードウェア取引を象徴する。

スターシーズのサーバー再販子会社(開示資料ではSSDと呼称)は、台北を拠点とする電子機器ODM/OEM・データセンター事業者である台湾のINVENTEC CORPORATIONとの2件目となるデータセンター向けサーバー取引に合意した。同取引による売上高は約4290万ドル(約67億円)となる見込みで、これは前期の連結売上高の10%以上に相当すると同社は説明している。

スターシーズはサーバーの仕入価格および販売価格を開示していない。同社によると、非開示の東京拠点の仕入先に支払った購入価格、およびInventecに請求した販売価格のいずれも、取引相手の要請により非公開とされており、購入資金は現金による銀行振込で支払われるという。そのため投資家には売上高という見出し数字だけが示され、その背後にある利益率を判断する手段は残されていない。

今回の受注は、2026年7月30日に開示された同じ台湾企業との過去の取引に続くものだ。SSD自体は2025年9月に、AI・機械学習・データ分析用途向けの高性能サーバーを販売するために設立されたばかりで、今回がInventecへの2カ月以内での2件目の確定販売となる。スターシーズは、Inventecとの間に資本関係や人的関係はなく、基本的な販売契約のみであり、今はリピート顧客としての関係にあると説明している。

今回の取引が業績見通しを動かすことはない。スターシーズによると、この販売は2026年6月25日に発表した2027年2月期通期業績予想の上方修正にすでに織り込まれているという。つまり今回の開示は、受注の積み上がりがおおむね約束通りに進んでいることを確認するものであり、見通しに新たな要素を加えるものではない。