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すかいらーくの8月売上高、来店客増ではなく客単価上昇で拡大

すかいらーくホールディングスの既存店は8月の売上高が前年同月比4.6%増加、客数の伸びはわずか0.4%にとどまり、増収のほぼすべてが客単価4.2%上昇によるものだった。新規出店に押し上げられた全店売上高は7.2%増加し、同社はしんぱち食堂として初の海外出店となるシンガポール店を開いた

2026年9月4日2分で読めるすかいらーくホールディングス3197
一部の席が埋まったファミリーレストランの店内と、支出増加傾向を示すレシートのイラスト

ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ゆめあん、ジョナサンを展開するすかいらーくホールディングスは、8月の全店売上高が前年同月比7.2%増加したと発表した。開店から13カ月以上経過した既存店ベースの売上高は4.6%増だった。これら既存店では、増収のほぼすべてが来店頻度の増加ではなく客単価の上昇によるものだった。客単価は4.2%上昇した一方、客数はわずか0.4%の増加にとどまった。

すかいらーく 2026年8月主要指標(前年同期比)
企業発表による速報値。パーセンテージは前年同期比。
項目2026年8月1月〜8月累計
全店売上高107.2%108.4%
既存店売上高104.6%106.1%
客数100.4%101.3%
客単価104.2%104.8%

1月から8月までの累計全店売上高は前年比8.4%増で推移している。このペースは年初から鈍化しており、1月の全店売上高は前年同月比12.0%増だった。

すかいらーくは8月に新規出店を7店舗行った。内訳は、しんぱち食堂が2店舗、バーミヤン、しゃぶ葉、ゆめあんが各1店舗、海外が2店舗だった。海外出店のうち1店舗は、しんぱち食堂として初の海外出店となるシンガポール店だった。既存店4店舗は業態転換を行い、うち3店舗はグループのうどんチェーンに、1店舗は別の自社ブランドに転換した。グループの総店舗数は8月末時点で3210店となり、7月の3204店から増加した。ガストは7月の1206店から1202店に減少し、海外店舗数は122店から125店に増加した。すかいらーくはまた、日本の年金積立金管理運用独立行政法人が採用する6つのESG指数すべてに3年連続で選定されたことも明らかにし、熊本地震の被災者向けに食事提供や募金活動を実施したとした。

これらの数値はすかいらーくが東京証券取引所への適時開示を通じて公表した速報値である。開示資料では、客単価上昇がメニュー価格の値上げによるものか、注文点数の増加によるものか、あるいは販促によるアップセルによるものかは明らかにされていない。