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松屋、銀座本店売上高が約11%減 前年の好調な2025年8月の反動

松屋の銀座本店売上高は8月に約11%減少したが、同社は減少は数字上の要因によるものだと説明。前年は100周年記念の販促とルイ・ヴィトン店改装で押し上げられており、今年も化粧品や婦人服は増加している

2026年9月1日2分で読める松屋8237
月次小売売上高レポートを連想させる、百貨店の化粧品カウンターと秋物衣料ラックのイラスト。

松屋(東証:8237)によると、8月の銀座本店の売上高は前年同月比11.0%減少し、系列の浅草店は11.3%減となった。浅草店を含む銀座本店全体では約1割の減少となった。同社はこの数値が速報値であり、最終集計後に修正される可能性があるとしている。

松屋 2026年8月度売上高速報(前年同月比)
数値は速報値であり、確定値は松屋の8月度売上高本報告(2026年9月10日発表予定)で公表される。
店舗前年同月比
銀座本店-11.0%
浅草店-11.3%
銀座本店(浅草店含む)about -10%

松屋自身の説明によれば、今回の減少は業績不振ではなくタイミングによるものだという。2025年8月は、同年5月の銀座店100周年を記念した一連の販促キャンペーン、館内全体の売上を押し上げた大型ラグジュアリーブランドイベント、さらに2025年6月中旬に完了したルイ・ヴィトン銀座店の大規模改装によって外商向け売上が急増したことなどが押し上げ要因となっていた。免税売上高、免税を除く国内売上高のいずれも前年を下回ったが、これは同じ理由による。2025年8月は異例の大規模なラグジュアリーイベント効果があったが、今年8月にはそれが再現されなかったためだ。

全ての品目が落ち込んだわけではない。化粧品売上高は前年同月比約3%増加し、婦人服は8%増となった。松屋はこれについて、猛暑の中で実用的な夏物商品への需要が続いたことと、秋物商品の早期投入によるものとしている。

9月1日発表の数値は速報値であり、松屋は9月10日午後4時に8月の確定売上高を公表する予定だ。これにより、ラグジュアリー需要で異例の好調だった前年同月との詳細な比較が明らかになる。