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パワーエックスがMega Power 2500を初出荷、受注477台中444台は2027年搬入予定

パワーエックスは10月26日、10フィートコンテナ型蓄電システムMega Power 2500の出荷を開始した。正式受注477台のうち444台は2027年の搬入予定で、同社は今期業績予想への影響は軽微と見込む。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月26日2分で読めるパワーエックス485A
工場のヤードで大型コンテナの隣に並ぶ小型の蓄電池コンテナと、搬入が後年に集中していることを示す抽象的なグラフ。

東証グロース上場の蓄電池メーカー、パワーエックス(485A)は10月26日、Mega Power 2500の出荷を開始した。ただ受注残は来年に集中している。正式受注477台のうち、搬入予定は2026年が30台、2027年が444台、2028年が3台となっている。

同社によると、2026年12月期の連結業績予想への影響は軽微だという。業績予想の修正が必要となる場合には速やかに公表するとしている。

製品の概要

Mega Power 2500は10フィートコンテナに公称値2507kWhの蓄電容量を搭載した液冷式の蓄電システムだ。パワーエックスによると、従来の20フィートコンテナ型蓄電システムと比べ設置面積は約半分、設置面積あたりの蓄電容量は約1.8倍になる。IoT製品向けセキュリティ制度であるJC-STARのレベル1適合ラベルも取得している。

同社はこの小型設計を、系統蓄電所や太陽光発電所への併設向けと位置付けている。

受注と売上計上は別

累計477台は10月25日時点の数値で、公称値ベースの蓄電容量換算では約1.19GWhに相当する。パワーエックスは正式受注を売買契約が締結された拘束力のある注文と定義しており、契約交渉中の案件や受注見込みは除外している。累計台数には同社が過去に公表した採用実績の対象案件も含まれる。

搬入予定年は売上計上を予定する年度を示すものではない。パワーエックスは各案件の引き渡しと検収に応じて売上高を計上するとしている。今回の発表では、受注分の売上高は示されていない。

生産進捗率は別製品の数値

同社によると、2026年の出荷計画に対応するMega Power 2700Aの生産はすでに完了している。当期の生産進捗率は、8月13日の第2四半期決算説明資料で示した60%に対し、10月25日時点で99.4%となった。パワーエックスは生産済みの在庫を売上換算し、機器販売売上に占める割合としてこの比率を算定している。売上計上の進捗を示すものではないという。過去のTokyo Briefの記事

工場の稼働日程

Mega Power 2500の生産は8月13日公表の計画に沿って9月に三井E&S玉野事業所内の岡山第2工場で始まり、10月26日に出荷を開始した。本社工場Power Baseの製造ラインは2027年1月に稼働を開始する予定で、同社によると変更はない。