東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)は、中間期の業績が従来予想を大幅に上回り、取締役会で増配を決議した。2026年4〜9月期の営業利益は予想の589億円に対し33.2%上振れの785億円、売上高は予想の3240億円に対し3487億円だった。親会社株主に帰属する中間純利益は予想の455億円に対し619億円となった。
同社は具体的な要因として、東京ディズニーシーの25周年イベント「スパークリング・ジュビリー」などにより、テーマパーク入園者数やゲスト1人当たり売上高が計画を上回ったと説明している。
通期業績予想を上方修正
中間期の実績や足元の動向を踏まえ、オリエンタルランドは2027年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は7633億円(前回予想7243億円)、営業利益は1855億円(同1608億円)、当期純利益は1335億円(同1138億円)を見込む。年間入園者数の予想は従来予想の2800万人から1.8%増の2850万人とした。なお同社は、実際の業績は予想と異なる可能性があるとしている。
営業外収益が147億円に達したことなどから、経常利益の伸びは営業利益を上回った。同社の決算説明資料によると、この営業外収益には沖縄での出資案件に伴うホテル売却などが寄与した。
配当も引き上げ
取締役会は2026年10月29日、中間配当を前回予想から1円増、前年同期実績から2円増となる1株当たり9円とすることを決議した。期末配当予想も8円から9円に引き上げ、年間配当予想を16円から18円に修正した。中間配当の総額は約147億9000万円で、効力発生日は2026年12月9日となる。
オリエンタルランドは今回の増配について、中間期の実績と通期業績見通しを踏まえたものだとし、2035長期経営戦略では2035年までに配当性向30%の水準を目指していると説明した。
